SBI証券のiDeCoに、革新的な新プランが登場!

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このブログの最初期に、『さっさと投資を済ませる』方法について、主に、投資初心者の方々向けに説明させていただきました。 

 

shiro-mameshiba.hatenablog.com

 

あれから僅か1カ月ですが、SBI証券からiDeCoの革新的な新プランが登場したため、おすすめするプランを改めて修正させていただきます。

 

 おすすめプラン1

  開設銀行:住信SBI銀行

  NISA口座:SBI証券

  iDeCo口座:SBI証券

  NISA口座とiDeCo口座の両方でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入する

 

もしくは、

 

 おすすめプラン2

  開設銀行:楽天銀行

  NISA口座:楽天証券

  iDeCo口座:楽天証券

   NISA口座とiDeCo口座の両方で楽天VTIを購入する

 

とします。

 

SBI証券 iDeCo口座 「セレクトプラン」

 

当社ではiDeCoにおいて、新プランを設定することといたしました。2005年から提供している現行のプランを「オリジナルプラン」、2018年11月に新たに設定するプランを「セレクトプラン」とし、今後は商品ラインナップが異なる2つのプランからいずれかをお選びいただけることとなります。

引用:SBI証券 プレリリース

  

急に変更になってしまって、投資初心者の方はご不安に思われるかもしれません。

申し訳なく思います。

 

まさか、SBI証券がこんなに大胆な方法をとってくるとは、正直予想外でした。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を最初にiDeCoで取り扱うとしたら、てっきりマネックス証券松井証券だと思っていました。)

 

もともとの「オリジナルプラン」と、今回新たに設定された「セレクトプラン」は、どちらか一方しか選べません。

 

「セレクトプラン」の商品内容をみると、圧倒的に「オリジナルプラン」よりも良い商品ばかりですので、今後、SBI証券iDeCo口座を開くならば「セレクトプラン」1択と考えて良いです

 

また、「オリジナルプラン」から「セレクトプラン」に変更したい場合には、証券会社を変更するのと同様の手続きと、2~3ヶ月の期間がかかる点に中止してください

 

通常、iDeCo口座を別の証券会社に移換する場合には、4000円程度の移換手数料が必要ですが、今回のSBI証券内で「オリジナルプラン」から「セレクトプラン」に変更する場合には手数料はかからず無料です。

 

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基本的な投資方針は変わりません

 

しかし、基本的に米国市場に投資するというこれまでの基本方針が変わるわけではありませんので、その点につきましてはご安心ください。

 

また、SBIグループと楽天グループのメリットデメリットも、ご説明したことは基本的に変わりませんので、こちらもご安心ください。

 

shiro-mameshiba.hatenablog.com

 

1点だけ、楽天証券のNISA口座でメリットが増えました。

 

楽天証券つみたて投資(NISA口座含む)を行う際にクレジットカード払いにすると、毎月5万円まで、ポイントがつくという大きな変更が発表されました。

 

これにより、毎月最大500ポイントがつきますので、年間6000円程度は楽天証券グループの方がお得になります。

 

SBIグループにするか楽天グループにするかの選択時には、このことも、考慮に入れたほうが良いと思います。

 

投資初心者におすすめするiDeCoを変更する理由

 

以前の記事では、

 

『NISA口座やiDeCo口座では、米国株投資の最適解とされる、S&P500CRSP USトータル・マーケット・インデックスと言った指標(インデックス)に連動する商品が良い』

 

としました。

 

この基本方針に変わりはありません。

 

また、前回記事を作成した2018年8月17日時点では、

 

SBI証券iDeCo口座に限っては、S&P500やCRSP USトータル・マーケット・インデックスの指標に連動する商品がないため、おすすめ出来ませんよ。』

 

としておりました。

 

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ところが、冒頭で上げた通り、2018年11月から、SBI証券iDeCo口座で新プランである「セレクトプラン」が登場し、その中で、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500という、S&P500に連動する商品が登場することが、2018927日に急遽発表されました。

 

このため、201811月からSBI証券iDeCo口座もおすすめします』と、おすすめする投資方法を変更させていただきます。

 

eMAXIS Slim S&P500 VS 楽天VTI

 

以前の記事に重複しますが、初心者の方向けにもう一度、説明します。

 

今回、SBI証券iDeCo口座「セレクトプラン」で採用されるeMAXIS Slim S&P500S&P500に連動する商品です。

 

S&P500アメリカの企業500社から構成されるインデックスです。この500銘柄で、アメリカの時価総額比率約80%に投資することができます。

 

以前にお勧めした楽天VTIは、CRSP USトータル・マーケット・インデックスに連動する商品です。

 

CRSP USトータル・マーケット・インデックスは、米国株式市場に上場する大・中・小型株式のほぼすべてに投資することができるインデックスで、米国株式時価総額の約100%をカバーしています。

 

S&P500とCRSP USトータル・マーケット・インデックスは、ともにアメリカ1国のみを指標としたインデックスで、どちらも優れた指標です。

 

どちらがより優れているかという点についてはあまり深く考えなくてよいです。

 

長期的にみても、パフォーマンスはおそらく大きくは変わらないでしょう。

 

このどちらかの指標に連動する商品なら、長期投資に最も適していると考えられます。

 

つまり、以前おすすめした楽天VTIでも、今回新たにおすすめするeMAXIS Slim S&P500でも、どちらでも投資商品として大きな変わりはない、と考えて良いと思われます。

 

細かいことを言うと、最近、楽天VTIの隠れコストが大きいという話が出てきているので、eMAXIS Slim S&P500の方が若干良いのかもしれません。

 

しかし、大きなパフォーマンスの違いまでにはならないと思われます

 

投資はシンプルのものにしたいので、NISA口座とiDeCo口座では、同一の商品を購入することにします。

 

したがって、iDeCo口座の取扱商品に合わせますと、前述の通り

 

 おすすめプラン1

  開設銀行:住信SBI銀行

  NISA口座:SBI証券

  iDeCo口座:SBI証券

  NISA口座とiDeCo口座の両方でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入する

 

もしくは、

 

 おすすめプラン2

  開設銀行:楽天銀行

  NISA口座:楽天証券

  iDeCo口座:楽天証券

   NISA口座とiDeCo口座の両方で楽天VTIを購入する

 

となります。

 

すでにiDeCo口座を開いている方が移換する必要はないかもしれません

 

すでに、iDeCo口座を、SBI証券「オリジナルプラン」楽天証券で開いている方が、SBI証券「セレクトプラン」に移換する必要があるか、といえば、現時点ではそこまでは必要ないのではないかな、と私は考えます。

 

なぜなら、現在のiDeCo口座からSBI証券の「セレクトプラン」iDeCo口座に移換する場合には、2~3ヶ月間程度の期間が必要であり、その間の新規積立ができないという話があるためです。

 

この点はまだはっきりしないために現時点ではなんとも言えませんが、仮に、この期間に投資するはずだった金額を、後からまとめて追加投資できるのならば問題はありません。

 

そうではなく、この期間のiDeCo投資自体がないものとされてしまうとしたら、3ヶ月間のiDeCo投資した分で控除されるはずだった金額がまるまる損してしまうことになります。

 

具体的に、2.3万円/月iDeCoに投資している一般のサラリーマンでは、

 

2.3✕3(ヶ月)=6.9万円

 

ここにかかる、社会保険所得税控除分を損することになってしまいます。

 

われわれ、勤務医ですと、所得税がかなり高いので、

 

控除額(所得の半分強) ≒ 3万円強

 

を損することになってしまいます。

 

新規積立できなかった分を、後でまとめて投資できるのならば問題ありませんが(その間の値上がり利益分を機会損失はしますが)、もし、それができないならば、わざわざ移換するまでのメリットはないかもしれません。

 

続報を持ちましょう。

 

S&P500 VS ダウ平均

 

以前にも説明しましたが、S&P500ダウ平均についても、どちらが良いパフォーマンスになるかは、現時点では予想はできません。

 

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過去には、ダウ平均のリターンがS&P500を上回っている時期もあります(特に大暴落後)。

 

現時点で、私のように、SBI証券「オリジナルプラン」で『iFree NYダウ・インデックス』に100%投資している人が、「セレクトプラン」に移管してeMAXIS Slim S&P500を購入することが良いかどうかについては、なんとも言えません。

 

ただし、ダウ平均よりもS&P500のほうが安心だ、と強く信じる方にとっては、不安を軽減するという意味で、3ヶ月分の控除分を手数料として払っても移換したほうが、精神衛生上良いでしょう。

 

私は、とても迷っています・・・(笑)。

 

移換期間中の積立分も、あとでまとめて追加投資してくれるかどうか、2018年11月1日以降になりますが、資料請求して早く確認したいと思います。

 

結論

 

 おすすめプラン1

  開設銀行:住信SBI銀行

  NISA口座:SBI証券

  iDeCo口座:SBI証券

  NISA口座とiDeCo口座の両方でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を購入する

 

もしくは、

 

 おすすめプラン2

  開設銀行:楽天銀行

  NISA口座:楽天証券

  iDeCo口座:楽天証券

   NISA口座とiDeCo口座の両方で楽天VTIを購入する

 

とします。

 

なお、過去の記事は、修正してしまうと、変更前後の違いがわからなくなってしまうため、そのまま残すことにいたします。

 

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