6,000円で、1日の始まりに、最高の非日常を楽しもう!
こんにちは、shiro-mameshibaです。
少し前になりますが、12月初旬に、遅めの夏休みで京都旅行に行ってきました。
そこで訪れたフォーシーズンズホテル京都の朝食が素晴らしく美味しかったので、ご紹介させてもらいます。
フォーシーズンズホテル京都
フォーシーズンズホテル京都は、京都駅から見て東方向、清水寺口から歩いて南に5分くらいの場所にひっそりと佇むラグジュアリーホテルです。
宿泊費は、時期にもよりますが1泊4.5万円/人~と、超々お高いので、当然今回、宿泊はせずに、朝食だけの利用です(笑)。
きっと泊まったら最高に優雅なのでしょうが、朝食だけでも、十分に非日常感を楽しめると思いますよ。
入口からして、静けさに満ちた上品な竹林の小道を演出しており、まるで我々庶民の侵入を拒むかのよう極上の体験を予感させてくれます。
ちなみに、裏門ですら超豪華であったため、正面入り口と勘違いして、朝もはよから、裏口から堂々と侵入しようとした不審な私たちは、ホテルマンに何用かと呼び止められてしまいました(笑)。
こちらが本物の正面入口(笑)。
朝食会場
朝食会場のお庭では、素晴らしい日本庭園が堪能できます。
今年は例年よりも紅葉が長く残っていてくれたので、最高の眺望でした。
初冬で寒さも感じる朝でしたが、テラス席では、パリのカフェであるようなパラソルヒーター(屋外暖房機)が常時温めてくれるので、寒さを感じることなく、庭園を楽しみながら朝食を頂くこともできます。
私たちは寒がりなので、室内の半個室でいただくことにしました。
朝食内容
朝食メニューはビュッフェスタイルで4,800円(+消費税+15%サービス料=計5916円)/人です。
超お高いですね(笑)。
本当に行くのかと、前日まで夫婦でさんざん悩みました(笑)が、結果、行ってとてもよかったね、と夫婦ともども大満足でした。
ここであえて、和定食4,500円(+同上)を注文している富裕層が、隣の席にいらっしゃいましたが、いつかあの余裕を身に着けたいな、と思いました(笑)。
ちなみに、ランチですと、和牛チーズーバーガー1つで3,200円(+税+サービス料=3,974円)です・・・。
素晴らしい朝食
ビュッフェでは、メインの1品を注文します。
私はブリオッシュのフレンチトーストにしましたが、これが当たりで、素晴らしくサクサクしつつも絶妙なしっとり加減で大変美味しかったです。
妻は、スクランブルエッググラタンにしました。
見た目は美味しそうだったのですが、どうも口に合いませんでした(笑)。
数あるメニューの中でも、ここのパン類は最高の品質でした。
一つ一つ、手間をかけて作られており、味も歯ごたえもとても美味しく、都内で食べれば、どれも1個500円前後はしそうです。
なかでも、お芋のデニッシュが甘みが深く、妻のお気に入りでした。
たくさん頂きました(笑)。
蜂蜜は、切り取ったハチの巣から流れてくる蜜を、そのままダイレクトに頂きます。
海外のホテルではよく見るスタイルですが、ここの蜂蜜は、新鮮さと甘みが全く違うように感じました。
別注文のスムージー(驚異の1800円(+同))もありますが、上のスムージーは飲み放題に含まれています(笑)。
こちらでも、十分おいしいです。
個人的に、今回一番感動したのが、一見何気ない風のオレンジジュースでした。
見た目は普通なのですが、オレンジの風味や甘みが、これまで飲んだことがないようなレベルの最高なものなのです!
有名ジュースチェーン店では『果実工房 果淋』さんがありますが、そこで飲むものよりも、はるかに濃厚で、ミカン特有の酸っぱさも一切なく、大変おいしく感じました。
ふだんあまりオレンジジュースを飲まない私ですが、おまりの美味しさに、これだけで4杯もおかわりしてしまいました(笑)。
このジュースだけで、都内の有名果実店で飲んだとしたら、1杯1,000円くらいはする品質なのではないかと思います。
その他、和洋中華のおかずが並べてありました。
一品一品、全く手を抜いていない品揃えでした。
京野菜のサラダバーも非常に美味しかったです。
チーズや生ハム類も豊富にありました。
食事の後のお楽しみ
ゆっくり食事を楽しんだあとに、お庭をお散歩していたら、スタッフのお姉さんが、「鯉の餌やりはいかがですか?」と声をかけてくださりました。
日本庭園で、鯉の餌やりなんて、 まるで成金趣味のようですが(笑)、餌に集まって近寄ってくる鯉が可愛くて優美で、意外にもとても楽しめました。
ほんのちいさな気遣いですが、さすがは一流ラグジュアリーホテルだと感心しました。
トータルで、とても満足感を感じる朝食時間となりました。
なお、どの女性スタッフも、皆さんとても美人でスタイルもよく、まるでモデルさんかタレント並に可愛い方々でした
(もしかしたら、デビュー前かな?)。
補足 トイレさえも素敵(笑)
通常の5つ星ホテルではみられない、ラグジュアリーホテルの特徴としてあるあるですが、おトイレのお手拭きが、紙ではなく、1回ずつ使い捨ての高級そうな小タオルが置いてあります(笑)。
もちろん、洗濯して再利用はするでしょうが、なんだかこれだけで気後れします(笑)
ちなみに、置いてあるハンドクリームも、しっとりしてとても上品な香りで、きっとお高いんだろうなと思いました(笑)。
むすびに
今回の旅行では、食事に重点を置きましたので、ミシェラン獲得のレストランや、食べログ4.0以上のお店なども予約して伺いました。
中には、一人1~2万円するコースのお店もありましたが、しかし、このフォーシーズンズホテル京都の朝食以上の感動を受けた食事はありませんでした。
高いといえばもちろん高いですが、6,000円でこの質の食事とゆっくりとした時間が楽しめると考えると、コスパは最高だったと思います。
都内では、5つ星ホテルの有名なランチビュッフェとしては帝国ホテルやヒルトンホテルがありますが、それらは常に激混みですし、予約が必要なところも多く、ゆっくり食事を楽しむという点では難しいものです。
大勢の中で並んでビュッフェを取り合うよりも、品数も豊富で品質も最上級で、気が向いたときにヒョイッとお邪魔しても快く出迎えてくれるラグジュアリーホテルで、ゆっくり静かな朝食時間を楽しんだほうが、オトクなのではないかな、と思いました。
投資はあくまで、人生を楽しむ手段にすぎないので、人生を楽しむ方法についても、ブログ村の皆さんにもご教授頂き、共有しあえたら幸いです。