アリババ&テンセント投資禁止のビックニュース!? ICLNは爆上げ(^^)
こんにちは、shiro-mameshibaです。
事前の世論調査の通り、GA州の上院決選投票は2席とも民主党勝利で、トリプルブルーとなりました。
これで、不確定要素はなくなり、市場はようやく安定すると思いきや・・・・
そんな中、アリババ&テンセントの米国投資が禁止になるかもしれないというビックニュースです!!
アリババ&テンセント投資禁止の可能性高し!?
【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は6日、トランプ米政権が中国人民解放軍の影響下にあると認定した中国企業のリストに、中国を代表するIT大手の阿里巴巴(アリババ)集団と騰訊(テンセント)を追加することを検討していると報じた。既に35社を認定済みで、11日付で米国からの投資禁止対象とする。20日に予定されるバイデン次期政権発足を前に、対中圧力を一段と強めている。
中国株投資禁止令を厳格化 軍事企業の子会社も―トランプ米政権
アリババとテンセントの時価総額の合計は1兆3000億ドル(約134兆円)を超えるとされる。アリババはニューヨークと香港の両証券取引所に、テンセントは香港証取に上場しており、いずれも主要株式指数に組み込まれている。投資禁止になれば市場に及ぼす影響が大きいため、トランプ政権は慎重に協議を進めているという。
上記の通り、既に投資禁止リストにあった35社に加えて、アリババ&テンセントも米国からの投資禁止リストに加わるかもしれません。
この発行は1月11日でバイデン政権に切り替わる前、という点が非常に重要です。
正直、平時であれば、このような時価総額の大きく影響が多大な2社が市場から除外されることなどないでしょう。
しかし、トランプ現大統領の最後の嫌がらせと考えると、少なくとも現大統領側は、この案を積極的に推進するでしょう。
アリババ&テンセントが投資禁止対象に加わった後に、バイデン政権が、もし、制裁解除すれば、対中国強硬派や嫌中感情からの反発は必至ですし、制裁継続すれば、市場からの圧力が予測され、どちらにしても、バイデン政権は大変困る事態になります。
まさに、トランプ大統領の好みそうな政略ですね(笑)
最終的には、議会の攻防でどうなるかが決まりますが、実現の可能性がかなり高いのではないかと思います。
中国通信3社の上場廃止計画を再決定!!
アメリカのニューヨーク証券取引所は、中国の通信大手3社の上場を廃止することを再び決定したと発表しました。2日前に上場廃止を撤回すると発表したばかりで、方針が二転三転しています。
ニューヨーク証券取引所は6日、中国の通信大手、▽チャイナテレコム、▽チャイナモバイル、それに▽チャイナユニコムの3社について、今月11日から上場を廃止すると発表しました。
ニューヨーク証券取引所は中国の人民解放軍などとつながりが深いとする中国企業への投資を禁じる大統領令に沿って、先月31日に3社の上場廃止を発表しましたが、今月4日、これを撤回しました。
今回、再び上場廃止を決定し、わずか1週間で方針が二転三転した形ですが、ニューヨーク証券取引所は声明で、財務省からの追加の指示に基づくものだと説明しています。
アメリカのメディアは証券取引所が4日に上場廃止の撤回を発表したあとに、ムニューシン財務長官が異議を唱えていたと、伝えています。
また、つい一昨日、上場廃止から一転して、廃止撤回となっていた中国通信3社(チャイナモバイル、チャイナテレコム、チャイナユニコム)ですが、なんとここにきて、再び、上場廃止を再決定したというニュースもでてきました。
一昨日、爆上げした3社の株価は、また撃沈することでしょう(笑)
しかし、これも、トランプ元大統領側からの、バイデン新大統領への最後の嫌がらせと考えると、むしろ当然の流れ、さもありなんと言えるかもしれません。
実は、BABA買おうと思っていた・・・・
この記事を上げたのは、実は、私も【BABA】をこっそり買おうと思っていたからです(笑)
まだ刺さっていないですが、209$の指値で注文していました。
しかし、この報道を見て、注文は取り消そうと思います。
上場廃止にでもなったら、目も当てられません。
それよりも、安全で将来性の高い投資先はいくらでもありますからね。
ICLN超爆上げ
以前から、当ブログが押しているクリーンエネルギーETFのICLNですが、昨日、本日の民主党勝利報道により、さらに爆上げしており、市場閉鎖後もその勢いは止まりません。
(ICLN | iShares Global Clean Energy ETF チャート - Investing.com)
大統領選後の僅か1ヶ月で、もう+50%の上昇です。
私の購入額は計200万円くらいですが、もっと買っておけばよかった(笑)
急上昇しすぎて、そろそろ一服(機関の利益確定売り)するのではないかと思いますので、折を見て、また買い増ししようと考えています。
また、先日Amazonを売っておいて本当に良かったです。
shiro-mameshiba.hatenablog.com
将来的には、もちろんAmazonの株価に不安はありませんが、短期的には、しばらく低迷しそうですね。
むすびに
アリババのニュースはありますが、これで、市場の不安要素は概ね除かれました。
今後4年間は、安定して株価は上昇していくと考えますので、今後半年くらいで、分散して、残りのキャッシュ(2000万円くらい)で買い進めていこうと思います。
トリプルブルーによる円高の可能性が高いと思われますので、待てば待つほど買いやすくなると思いますので、買うのは慌てるつもりはありません。
唯一心配なのは、コロナ変異種などもあり、ワクチンがいまいち有効性を発揮しなかったときの世界のパニックですね。
そして、その可能性も、いれまでの医学の歴史からは十分に考えられますので、あまり楽観的になりすぎず、注視が必要と思います。
さて、今回の決選投票で学んだのは、個別株を買うならば、やはりタイミングを見計らった投資が必要だ、ということです。
一般的には、タイミング投資は上手く行かないことが多いから止めたほうが良い、長期投資が良いと言われます。
それは確かにそうなのですが、それは、理由がない(株価が上がったから、下がったから)状況でのタイミング投資の話だと思います。
今回のように、トリプルブルーが来る可能性が高い(という事前の自分なりの予測)が先にあり、それによって株価が上がる(ICLN)、下がる(Amazon)可能性が高いと判断するならば、それに従って、事前にタイミング投資を行う必要がある、と考えます。
これは、あくまで事前に予想ができる場合です。
ただ単に、株価が上がっているから、下がっているからというだけの理由で、その内容も考えずに、株価変動後のイナゴ投資をすれば、失敗する可能性が高いでしょう。
あくまで、事前に、自分の中で(市場に織り込まれていない)確固たる理由が見つかるならば、勇気を出して積極的にタイミング投資を行うことが、資産形成のためには必要なのではないかと思います。
もちろん、その投資の責任はすべて、自分自身が負う必要がありますし、事前の予測(今回の場合は、民主党敗北)が外れた際に、速やかに撤退する勇気と、なによりも、一度の失敗で撤退しないだけの余裕(1銘柄にフルインベストメントしない)も必須なのは言うまでもありませんが。