ある日、『大丸お得意様ゴールドカード』の招待が来た話(・・?ナンデ
こんにちは、shiro-mameshibaです。
大丸松坂屋百貨店より、『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』のご案内なるものが、私の職場宛に届きました。
ちなみに、私の居住する県には、大丸も松坂屋もありません。
過去、大丸でお買い物をしたこともございません。
なんで(・・??
大丸松坂屋お得意様ゴールドカード
この『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』なるものについて、過分にして存じ上げませんでしたので、とりあえずググって見たところ、なかなか取得難易度の高い、招待制のインビテーションカードに属するものだったようです。
これとよく似た、申し込み性の『大丸松坂屋ゴールドカード』というものがありますが、下表のとおり、年会費、優待ポイント、ステータス性など、あらゆる点で『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』が勝っているようです。
(カード今すぐコムさんHPより画像をお借りしています)
通常ならば、大丸さんなどのヘビーユーザー(年間100万円以上購入する顧客)でなければ、そもそも入会のご案内さえも来るはずがないカードのはずです。
決して、大丸さんの存在しない一地方の一般勤務医が招待されて良いようなカードではないはず(カードの希少性と格が落ち、逆にお得意様に嫌がられるリスクがある)です(笑)。
今回、数万~数十万人の勤務医に招待状を出したとして、宣伝費だけで少なく見積もっても、数百万~数千万円の費用がかかっていると思われます。
これはやはり、このコロナウイルス流行で、百貨店が現在、予想以上に非常に苦戦しており、なおかつ、この影響は今後長期間に渡って残る、と考えおり、少しでも新規顧客開拓を狙わなければいけないくらい苦境に追いやられているため、なのでしょう。
コロナワクチン完成は、政治的な希望的宣伝にすぎない
昨今のコロナウイルスワクチン開発について、各国がしのぎを削っており、いち早くワクチンを開発した企業が、莫大な利益と名声を得られるということもあり、株式市場でも期待値だけで株価が急騰している状況です。
まだワクチン開発が途上な段階のはずですが、既に日本は、全国民が接種可能な本数のワクチンを契約したことがニュースになりましたし、ロシアでは、治験もまだなワクチンが認可されるなど、もはやワクチンが完成するのが確定路線というような空気を醸し出しています。
しかし、本当に永続的に有効なワクチンの開発は可能なのでしょうか?
落ち着いて考えてみると、同じコロナウイルス属であるSARSウイルスも、MERSウイルスも、ウイルス発生後10年経っても、有効なワクチンは実現していません。
RNAウイルスのワクチン開発は、とても難しいものです。
変異の激しいインフルエンザのワクチンは、毎年接種しなければならず、その効果も限定的です。
RSウイルスについては、期待されたワクチンが無効であり、むしろ重傷感染者を増やしてしまったという負の歴史もあります。
HIVウイルスについては、最近は有望なワクチン開発の話も全く聞こえてきません。
特効薬は、今後もない可能性がある
昨今、なにかと批判の多いWHOのテドロス事務局長ですが、先日、「(コロナウイルスの)特効薬は現在なく、今後も存在しない可能性がある」と述べ、ワクチンや治療薬の開発に過度の期待をしないように警告を出しました。
案の定、この発言は大炎上し、ヤフーコメントは批判一色となりました(笑)
しかし、現時点での医学的知見、これまでのワクチンや抗ウイルス薬開発の歴史を考えると、この発言は、極めて医学的に常識的で妥当な見解で、現時点で、もっともありえそうな未来の可能性だと私も考えます。
いつの間にか、ワクチンがもう開発されることが確定的という風潮を世界的に感じますが、現時点では、それは、大きな選挙を控えた各国の、政党支持率向上のための政治的発言にしか過ぎません。
実際に、ワクチンが開発可能かどうかについては、どの国の与党も野党も、否定的発言は支持率低下に直結するため、決して出すことは出来ないでしょう。
何も知らない国民は、偉い人たちがこれだけワクチンワクチンと言っているのだから、もうすぐワクチンができるのだろう、もう少しの辛抱だ、と、希望を失わずに、できるだけ経済を回すでしょうし、経済界はそれを期待しているものと思われます。
しかし、今回の諸刃の剣となりかねないインビテーションは、経済界が、コロナの影響が今後数年以上続くことを既に織り込んでおり、それに備えていることの証左でしょう。
さて、2020年11月に控える米国大統領選が終わり、もしトランプ氏が勝利したとしましょう。
その途端、「残念ながら、ワクチンも治療薬も現時点では開発できなかった。それなら、もうコロナウイルスと付き合っていくしかない!治療法を探しながら、経済を全力で再開するぞ!」
と発言しかねません。
というか、たぶんするでしょう。
もしそんな発言をされてしまったら、日本では、日本人の気質からして賛同する意見は多くはないと思われ、ワクチン開発で望みをつなぎたい自民党の支持率急落に繋がりかねません。
自民党の選挙対策委員長は、直近の衆議院解散について否定的な発言をしていますが、やはり私は、2020年11月の米国大統領選前後に、解散総選挙に打って出るのではないかなと予想します。
現時点の選挙なら、まだ自民党が大きな勢力を保てるでしょう。
そのまま今後4年間で、なし崩し的にwith コロナの世界を作り出そうと考えているのではないか、と思っています。
逆に、バイデン氏が勝利すれば、経済全力ではなく、治療法開発と経済の両立をはかり、ロックダウンなども継続的に行うことになるでしょう。
その場合には、自民党も、(現状では、過半数を取ることはできても、議席を減らすことが確実な)選挙はできるだけ長引かせたいと思うため、任期ぎりぎりまで選挙はないでしょう。
そのため、米国の世論調査を見ながら、解散のベターなタイミングを血眼になって狙っているものと思われます。
つまり、トランプ氏有利なら早期の解散総選挙、バイデン氏有利なら任期満了を待っての選挙となると考えます。
むすびに
さて、話が大きくずれましたが、肝心の今回の『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』ですが、やはり、私は作成しません(笑)
ステータス性なら、キャンペーンで年会費無料で作れた『楽天プレミアムカード』と、同じく年会費無料の『ダイナースクラブカード』を既に所有していますし、そもそも、クレジットカードにステータス性を見出すなど、時代遅れで意味がありません。
クレジットカードは、高還元率の年会費無料のカードに留めましょうと、shiro-mameshibaは思います。
あ、むろん、私の予想など全く外れて、治療薬やワクチンが完成することを、なにより心から願っております。