EHang -62.5%の大暴落!!!!チャイナリスクの恐怖、再び!
おはようございます、shiro-mameshibaです。
先日、話題に上げた中国ドローン会社EHang(EH)ですが、なんとたった1日で-62.5%と大大大暴落しました!!
改めて、チャイナリスクの恐ろしさを垣間見ました・・・。
EHang 粉飾決済!?
原因は、どうやら、粉飾決済のようです。
Wolf pack reserchのレポートによると、EHの主要な顧客とされていた、上海Kunxiang Intelligent Technologyが、実在しないダミー企業だった可能性が明らかにされました。
このレポートを受けて、EHの株価は、たった1日(実質2時間ほど)で、-62.5%の大暴落となったようです。
粉飾決済が事実であれば、上場廃止の可能性もありますので、この大暴落も当然の結果です。
先のラッキンコーヒーが、粉飾決済で上場廃止になったのは記憶に新しいところです。
Wolf pack reserch
件のWolf pack reserchですが、信頼性のある会社かどうかは、短時間では調べられませんでした。
調べた中では、Wolf pack reserchはショートセラー(疑わしい銘柄の報告書を出すと同時に空売りをかけ利益を狙う投資会社)らしいので、今回も、レポート発表前には大規模な空売りを仕掛けていると考えられます。
ただし、これが完全なデマであれば、多大な損害賠償を求められるはずなので、安易にデマを仕掛けたはずはないと思われ、多分に事実が含まれているものと思われます。
急騰からの大暴落
ここ僅か2週間で、EHangの株価は大暴騰(73$→124$(+69%))からの大暴落( -62.5%)と、信じられない値動きをしています。
株価が上がったのは、EHangが、欧州連合(EU)のプロジェクト「GOF2.0 Integrated Urban Airspace Validation」への参加を表明し、将来性と信頼性を期待されたからです。
このプロジェクトに参加を許可されたということは、それなりに信頼性が欧州で確認されたということでしょうが、そのもともとの資料が粉飾であったのならば話は全く変わってしまいます。
むすびに
改めて、チャイナリスクの恐ろしさを垣間見ました・・・(;_;)
ドローン技術の将来性は確かですが、それと中国個別企業の将来性は、また別なんだなあと思います。
私はおとなしく、「e MAXIS NEO ドローン」の投資信託で、ドローン技術の未来に分散して投資しておきます・・・。