【結果論】2018年からは、日本円キャッシュが最強投資法でした。
こんにちは、shiro-mameshibaです。
今朝、指値104.85円/ドルの注文が刺さり、200万円分ドル転になっていました。
米中貿易戦争の悪化による次回のFRBの大幅利下げを見込んで、急激な円高が進んでいますね。
200万円分のドル転
先週末に、104.85円/$で注文していた指値が今朝刺さり、200万円分のドル転になっていました。
先日の分を含めて、現在、計350万円分のドルキャッシュを手に入れました。
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これは、私の投資用個人資産約3,700万円のうちの約9.5%に当たります。
この1年間は、(結果的に)円キャッシュが最強だった
(外貨どっとコムより)
2018年年初 113.12円/$ → 2019年8月26日open 104.79円/$
ここ1年半で円高が進み、ドル換算で見ると+7.9%/1.6年≒+4.9%/年のプラスリターンでした。
あくまで結果論ですが、2018年年初からこの1年半の期間の資産の置き場所としては、ドル換算の資産で見ると、円キャッシュが最強に近く、安定してパフォーマンスが良かったということになりますね。(あくまで、安全性、流動性、リスクの上での有効な投資法の一つだったという意味です。個別株のどれの方が良いとか、金のリターンのほうが良かったとか、そういうことではありません。)
もちろん、基準日をいつにするかで全く違う景色が見えることはお断りしておきます。
日本円キャッシュも、ポジションの一つ
単に、臆病者の私の投資方法が、結果的に、功を奏したというだけですが(笑)。
前回も記事にしましたが、市場平均を反映しているはずの楽天VTIや楽天VTでさえ、2018年からのここ一年半では、円換算で含み損になっています。
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投資をしないことの機会損失をいたずらあおり、投資をしない方を情弱などと言って揶揄する方々も、投資界隈の中にはしばしば見受けます。
しかし、投資とは、株式や債券、金などのコモディティだけを指すわけではなく、キャッシュも当然ながら含まれています。
各国利下げによる円高の流れ(トランプ大統領の圧力含めて)が容易に予想されていた昨年からの経済の流れを読んで、海外資産には投資をせずに、日本円キャッシュだけを保持するという方針も、立派な一つの投資方法だったのではないかと私は考えます。
(リセッションが怖くて大胆な投資ができなかった私のポジショントークですが・・・(笑))
むすびに
楽天VTIのコツコツ利確、2018年年初の急激な円高で購入した400万円分のドルの為替差益(円安時に売却して利確済)、ほぼ円キャッシュの力によるIPO投資当選などで、2018年からの私の利確済みトータルリターンは円換算でも+60~70万円ほどでした。
資産のほとんどを円キャッシュに置きながら、この地合の悪さの中の投資としては、まずまずのリターンだと考えています。(円高のため、ドル換算にすると、さらに成績が良くなります)
昨年から円高待ち戦略の私にとって、ドル変換は、利確のようなものです。
迷うのは、このドルをどこに置いておくかですね・・・。
株式はもうしばらく下がりそうだし、唯一伸びそうなのは金投資ですが、それなら日本ETFでGLDを購入しても同じだし(手数料分、ドルでGLDを購入するほうが不利)・・・。
(ここ最近では、GLDが調子良いです。)
MMFが鉄板なのでしょうが、株価下落時に買い進める際には、一旦売却しなければならないので、現金化まで数日のタイムラグがあるため、瞬時の流動性が悪いんですよね。
とりあえず、しばらくは、ドルキャッシュのままにしておき、もう少しVTI(ETF)が下がったらまた購入しようかと思います。