現状確認、まだまだ大した下落ではない。

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こんにちは、shiro-mameshibaです。

 

以前お伝えしたとおり、今月に入ってから、楽天VTI 40,000円/日の積立投資を始めています。

 

さて、今後の投資方針を考える上で、6月4日現在の各指標の下落率を改めて確認してみようと思います。

 

 

いまの下落率は、まだ暴落からはほど遠い

 

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上の表は、日経平均ダウ平均といった有名な指標や、VTIなどの代表的ETF過去52週の下落率を示しています(為替は考慮していません)。

 

日経平均だけが際立って大きな下落率に見えますが、為替(円高)を考慮すると、差は少し縮まります。

 

これだけで見ると、ほとんどの指標の下落率はまだ-10%にも満たないものだということが分かります。

 

(VTなどは、株価のピークが52週以前のため、期間を変更するともう少し印象が変わります)

 

状況としては、2018年末の株価急落時より、今のほうが、個人的には地合いが悪い印象(悪化する経済指標米中貿易戦争のさらなる激化というか泥沼化中国だけではなくメキシコとも関税争いを始める、など)があるのですが、思ったほどは株価は下がりませんね。

 

 

2018年年末には、1日にダウ平均が800$(約3%)も下落する日がありましたが、そろそろ、それくらい大きな下落が来てもおかしくはないのかもしれません。

 

 

前回の反省を踏まえて、これから投資方針

 

2018年の株価急落時に、私は、楽天VTI 23,000円/日を購入していました。

 

VTI(ETF)ではなく投資信託楽天VTIを選択した理由は、下落のタイミングが全く読めなかったのでドルコスト平均法リスク分散したかったことと、管理が楽購入・為替手数料がかからない配当再投資の必要がない課税先送りができる?かもしれない)と考えたからです。

 

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INVESTING.comより)

 

しかし、1日の下落幅が大きすぎたこと、そして、底からの回復があまりに急すぎたことから、楽天VTIの毎日積立投資では、底値で十分に資金を投入することが出来ず、あっという間に株価は反転してしまい、結果的に、買い時を逃してしまいました

 

つまり、インデックス投資の王道であるはずの投資信託の積立投資は、2018年末の様に、ボラタリティーの大きすぎる相場では不向きだ、ということに、ようやく気づきました(笑)

 

積立投資が、不適な相場もある

 

以前も記事にしましたが、投資信託では、タイミング投資はできません(当然ですが)。

 

shiro-mameshiba.hatenablog.com

 

そのため、そもそもタイミング投資など諦め、毎日ほったらかしにできるため、ジリジリと株価が下がる長期の下落相場で効果を発揮できる投資方法だと思われます。

 

 

しかし、前回のように、短期間で回復する大きな下落相場は、インデックス投資の王道である積立投資は不向きでした。

 

今後は、投資信託の積立投資+ETFのスポット買い 

 

そのため、今後の投資方針として、楽天VTIで毎日積立投資+VTI(ETF)のスポット買いを併用することにしました。

 

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上記の表が、当初、私が株価急落時に、どのように買い進めるかの予定表、でした。

 

-10%の下落で資産の5%を購入、-15%の下落で更に5%を追加購入するという方法です。

 

2018年年末には、ダウ平均は最大で-18.8%の大幅下落に見舞われました。

 

予定通りに購入していれば、最低でも、資産の10%は投資出来ていたはずでした。

 

しかし、実際には出来ませんでした

 

スポット買いは怖い 

 

なぜなら、私の総金融資産が約3,700万円であったため

 

 

資産の5%といっても、約180万円もの大金を一度に購入するのが怖かった

投資信託で購入していたため、買い注文を出した翌日に高騰する可能性があり躊躇してしまった

 

 

という2点が理由としてありました。

 

チキンハートです(笑)

 

毎日積立投資+スポット買いの併用

 

そのため、今後は、楽天VTIで毎日積立投資を続けながら、きりの良いところに急落したら、予定投資額の残りを、指値VTI(ETF)のスポット買いすることにしました。

 

 

 つまり、-10%になるまでに、予定投資額5%のうち3%を積立投資していたとしたら、残り2%をスポット買いするという方法です。

 

総金融資産約3,700万円楽天VTI 40,000円/日(約0.1%)の積立投資を続けると、投資完了までに約3年がかかります。

 

これなら、じわじわ株価が長期に渡って下落する相場で本領発揮しつつ、予期せぬ株価急落にも対応でき、かつ、一度のスポット買いの金額が減るため、少しは恐怖心がごまかせる、という、臆病者のための作戦です(笑)

 

 

もちろん、リターンは純粋なスポット買いのみよりも下がります。

 

しかし、自分の性格上、大金をスポット買いし続けるのは、不可能だと、前回身をもって勉強しました(笑)。

 

むすびに

 

以前に記事にしましたが、米中貿易戦争が合意することはないだろう、という予測のもと、株価が今後一時的に下落する、という予想までは、偶然にも当たり、幸いにも難を逃れることが出来ました。

 

しかし、今後はさっぱりわかりません

 

前回同様に、何らかのきっかけであっという間に株価は回復するかもしれませんし、長期的にダラダラ下落するかもしれません。

 

後者のほうが、私の投資方法にとっては都合が良いですが、全世界に迷惑がかかるため、早期に良い方向に流れが変わるといいなあ、と思います。