【驚愕】確定申告で、マイナポータルサイトが、いまだにIEでしか開けない罠・・・(;_;)
こんにちは、shiro-mameshibaです。
今回、はじめてe-Taxを利用し、令和3年度の確定申告を早々に終了いたしました。
しかし、確定申告に必要な、マイナポータルサイトの利用者登録が、何度やっても、どう試しても上手く行かず、最終的に、ブラウザーを、インターネットエクスプローラー(IE)にして接続しないと、先に進めない、という事態に陥りました。
私だけかもしれませんが、備忘録がてら、事の顛末を記載します。
驚愕、マイナポータルサイトはIEでしか稼働しない
まず、e-Taxを利用した確定申告のためには、マイナポータルサイトに接続し、ふるさと納税や株式売買記録などとの連携設定を行う必要があります。
しかし、このマイナポータルが非常に曲者で、公式にも、つい最近まで、ブラウザーが、インターネットエクスプローラー(IE)で接続しないと稼働しないという、非常に驚愕の仕様になっていました。
この辺りの顛末は、2020年時点での以下のブログに詳しい記載がございます。
なお、IEは、2022年6月16日をもって、Microsoft社のサポートが終了することがアナウンスされています。
しかし、さすがにこれはまずいということで、令和3年1月から、Google ChromeやSafariのブラウザからでも、拡張機能を使って、マイナポータルに登録ができるようになったことが正式アナウンスされています。
しかし、実際には、Google Chromeからは、いまだに登録できませんでした!(2022/2/6現在)
Goodle Chromeで接続してみる
実際にGoodle Chromeで接続してみると、
このように、「ご利用環境のOS、またはブラウザはサポート対象外」と表示されてしまい、この先には進めません。
なお、Google Chrome用の拡張機能はインストール済みです。
また、マイナポータルAPをダウンロードしても、以下のような表示が出てしまい、先に進みません。
Google Chrome自体を、一旦、アンイストールして、再度インストールし直してみましたが、結果は変わりませんでした。
同様に、Microsoft EdgeやFirefoxで接続しても、同様の表示となり、全く登録ができませんでした。
パソコンのスペック
ちなみに、私のメインのパソコンはSurface laptop2(Microsoft)で、OSはWindows10です。
また、予備のパソコンLenovo Yoga 710(OS Windows10)で試しても、やはり同様の結果で、全く先には進めませんでした。
なお、私の携帯電話はマイナアプリ非対応機種であるため、スマホからの確定申告も不可能です。
IEだと、あっさり登録可能
困った挙げ句に、前述の記事を発見し、つい最近までIEでしかマイナポータルサイトに接続できないことを知り、まさかと思って、「スタート」→「Windows アクセサリ」→「インターネットエクスプローラー」を引っ張り出してきて、マイナポータルサイトを開いたところ、あっさりと先に進め、登録可能となりました。
もしかしたら、パソコンのセキュリティなどに引っかかってのことかもしれません(※Surface laptop2はSymantec導入済み。しかし、Lenovo Yoga 710はWindowsセキュリティのみ)が、いずれにしても、IEでは問題なく登録ができるところを見ると、おそらくセキュリティは関係ないものと思われます。
私の2台のパソコンでは、2022年現在でも、IEでしかマイナポータルサイトに接続できませんでした。
マイナポータル対応スマホのように、対応しているパソコン製品一覧の公表はされておらず、条件はOSとブラウザとなっていますので、パソコンの問題ではないと思います。
そして、IEからでは登録できることから、パソコンやOSの問題ではないことは確実です。
もしかしたらですが、国産パソコンしかダメとかあるのでしょうか?(さすがに、ないと思いますが・・・)
しかし、以下の方の記事では、Choromebookでは、やはりマイナポータル登録ができなかったということですので、国産パソコンでしか試していないことなど、チェックが甘すぎる大愚行ですが、性能の低い国産物大好きのお役所なら、もしかしたらそれもやりかねません・・・・。
ちなみに、chromeウェブサイトでのマイナポータルAPの評価は、以下の通り1.5と低評価で、やはり、接続できない書き込みが多いため、何らかの構造的欠陥を抱えているものと推測されます。
むすびに
予想以上に、登録の時点で手間取ってしまいましたが、一旦登録さえできれば、マイナポータルとe-Taxの連携もできて、非常に便利でした。
これまで、自分で入力しなければならなかったふるさと納税や、株式取引の記載などが、(ある程度)自動的に入力してくれるのは助かりましたし、わざわざ印刷して郵送費をかけていたのが、無料で送付できることも、メリットでした。
確定申告期間も、通常はR4年2月16日~のところ、e-TaxであればR4年1月~24時間可能ということで、年末の忙しい時期を避けて、早めに準備ができるのも非常に助かります(楽天ふるさと納税利用記録が2月から取得可能なので、どちらにしても2月以降でないと申告はできません。)。
あとは、機能自体の問題で、IE以外のブラウザでも、問題なく稼働するのか、国税庁は本当に確かめてから開始しているのか、という点は、非常に腹立たしいです。
しかし、みずほ銀行のATMトラブル多発例をとってみても、この国の一流企業や政府のIT技術は非常に低いことは明らかですので、推して知るべし、ということなのかもしれませんね。
なんにせよ、IEのサポートが終わる来年以降こそは、Chromeで問題なく接続できるように機能改善をお願いしたいところです。