【注意】マンション買っても、オプション買うな!!
こんにちは、shiro-mameshibaです。
マンション契約が無事に終了し、オプション会のご案内を頂きました。
が、しかし、絶対にマンションのオプションは買ってはいけません!!(正直不動産風に)
オプション会
まず、オプション会についてご存じのない方のために、マンション購入の流れを説明します。
マンション契約後、竣工、引き渡しの半年ほど前に、『オプション会』が設けられており、ここで、コーディネーターの方から、自分の購入したお部屋に合うように、インテリアの提案、家電製品、カーテンなどの備品の提案を頂けます。
この『オプション会』期間中に購入すると、どの商品も、定価から割引して購入することができるため、お得とされています。
・・・・、ええ、確かに安いですよ。
定価よりはね。
一例 エアコン
一例として、エアコン(Panasonic エオリア CS-562DX2 18畳用)のオプション購入価格を提示します。
オプション価格では、定価605,000円のところ、なんと、363,000円(-40%)と、大バーゲンです。
割引率40%と、昨今のNVIDIA株価にも匹敵するような安さに見えます。
一方、同商品を価格コムで確認してみましょう(下写真右の商品)。
(価格コムより)
10万以上、高いがなッ( ;∀;)!!!
全く同じ商品が、242,000円と、オプション会価格より、12万円ほど安く販売されていることが分かります。
また、CS-562DX2は2022年度の商品です。
1年前の2021年度のCS-561DX2(上写真左)については158500円と、オプション会価格の半額以下で購入出来てしまいます!
当然ながら、CS-562DX2とCS-561DX2では、ほとんど機能差がありません(型番が違うだけでほぼ同じ商品と考えても良いでしょう)。
家電メーカーが、中身同じで毎年新商品を出している理由がこれです。
比較する商品が、新商品では、家電屋でも高く値札を掲げられているため、このくらいの値段差なら、まあいいか、と、オプション会で購入してしまう恐れがあります。
また、エアコン設置費も、1台当たり4万円ほどもかかるため、エアコン一つとってみても、家一軒分で、50万円近くの価格差が生じてしまいます。
マンションを購入する際、マンションハイになりがちですが、間違っても、オプション会では購入しないようにしましょう。
オプションで購入するメリット
さて、ならオプション会に全くメリットがないのかというと、そうとも言えません。
理由① 入居時に設置が済んでいる
オプション会で購入した設備やインテリアは、引き渡しの際に、すでに設置した状態となっています。
引っ越しの前後でばたばたした状態で、家電を購入したり、取り付けで家にいる時間がないという方にとっては、メリットにはなるでしょう。
理由② 住宅ローンに組み入れられる
オプション会で購入する費用は、住宅ローンに組み入れることが可能です。
自分で購入した場合、家電やカーテン、エコカラットなどの費用は、マンション代とは別に用意しなければなりませんが、住宅ローンに組み入れることができれば、30年程度で返済すればいいことになりますので、その点では資金繰りが楽になるでしょう。
また、マンション価格の借入だけで住宅ローン控除の上限に達しない場合は、オプション代を含んで借り入れることで、借入額を上げることで、控除で帰ってくる金額が増えるため、その点もメリットといえます。
理由③ 保証
フロアコーティングなどは、外部に頼んだ方が、圧倒的に安く、品質も高いことが多いのですが、その際には、マンション販売会社のフローリングの保証がなくなってしまうと記載されています(ずるいなーと思いますが)。
オプションとして購入した備品も含めて、マンションの修理の連絡先を一括できるという点も、メリットと感じる方もいるでしょう。
むすびに
とはいっても、オプション価格は高すぎます!!
手間を惜しまず、オプション会ではなく、自分で購入するならば、おそらく、100万円を超える差額が出てくるはずです。
私は、決してオプションでは購入しません(住宅ローンが使えないという理由もありますが)。
壁面のエコカラットなどは、リクシルリフォーム認定店で、入居後に申し込む予定です。
しかし、オプション会には参加する予定です。
プロのインテリアコーディネーターの方から、お部屋にあった照明やカーテン、インテリアなど、自分のセンスだけではない、専門家の具体的なアドバイスが無料で聞ける貴重な機会ですし、マンション入居までの気分を上げる、お祭り的イベントと思って、楽しもうと思っています 笑。
ま、買いませんけどね!!