【追悲報】トランプ大統領、対中全輸入品に追加関税指示!!週明けはさらなる下落基調継続か?

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こんにちは、時給800円当直勤務(20,000円/24hr≒833円/hr)後で、えらくお疲れのshiro-mameshibaです。

 

いやー、今夜はえらく忙しかったです・・・。

 

皆さん、病院は適正使用をお願いしますね(笑)

 

あ、ちなみに、土曜日8時半ー日曜日8時半の24時間勤務(通常の労働者なら3日分の労働時間)ですが、もちろん、代休などありません・・・(泣)

 

さて、愚痴もここまでで、本題に入ります(笑)

 

トランプ大統領が全輸入品関税指示

トランプ米大統領は、総額5千億ドル(約55兆円)を上回る中国からの全輸入品に追加関税を課すよう通商代表部(USTR)に指示した。USTRは10日、対中制裁「第4弾」として追加関税が課されていない約3千億ドル分への発動に向けた手続きに着手した。10日未明には第3弾の2千億ドル分の追加関税率を引き上げたばかり。

 

米中貿易摩擦、長期化へ 大統領が全輸入品関税指示(共同通信) - Yahoo!ニュース

 

いやはや、ここまで畳み掛ける理由はなにかあるのか?と思うくらいのスピード感ですね。

 

先週末に、貿易協議継続のニュースを好感して一旦株価は持ち直しましたが、この情報により、再び週明けはオール赤の惨劇に見舞われそうな気配です。

 

FRBは利下げ圧力に耐えきれるか?

 

ここまでトランプ大統領が強気に出られる理由は、米中貿易額の差による部分も当然大きいですが、2018年末に起こった株価急落の際、FRBは、それまでの強気スタンスから一転して利上げの停止に踏み切り、それにより株価が上昇した、という経験が大きいと思われます。

 

今後、1ヶ月ほどはジリジリと株価は低迷を続け、-10%を超えるようになるのではないのかな、とshiro-mameshibaのいつもの根拠のない勘は告げているのですが(笑)、FRB利下げ圧力に屈すれば、再度株価は再上昇する、かもしれませんね。

 

しかしそれは、米国株価の終焉、そしてリセッションを引き起こすのかもしれません。

 

利下げとリセッションは連動する

 

この辺りは著名なバフェット太郎氏が大変詳しく解説されており(いつも勉強させていただいております)(2018年10月5日記事)、過去にはFRB利下げに踏み切った後に、リセッションに突入してきたという歴史があるそうです。

 

ただし、2008年の米不動産バブル崩壊世界金融危機の際には、利下げ後におおよそ1年間かけて株価は更に上昇した後に、2008年9月にリーマンブラザーズが破綻してから株価が暴落していったそうです(バフェット太郎氏 2019年2月28日記事)。

 

そして、これが今後のトランプ大統領の狙いだと思われます。

 

トランプ大統領の願いは、ただ一つ

 

米中協議を合意にこぎつけることで得られる株高は、たとえ理論的には、米国にとっても世界にとっても正しい選択であっても国内のトランプ支持層には、心を打つ政策にはなりえません

 

来年の大統領選での再選する方法のみを考えているトランプ大統領にとっては、そのような穏健な方法は採用できないと、私は考えます。

 

したがって、中国に対しては度重なる追加関税で強権を示すことで国内支持層にアピールしつつ、株価に対しては、FRBに対する利下げ圧力をかけて、株高を演出するという、完封勝利のみを狙っているものと思われます。

 

そしてそれは、もしかしたら現実のものとなるかもしれません。

 

この日本においても、ヤフーコメント欄にはトランプ氏の追加関税を称賛するコメントばかりが吹き荒れているのを見ると、この政策を支持する層は一定以上存在するものと思われます。

 

今後、じわじわ株価が下落するのに際して、トランプ氏のFRBへの恫喝はますますエスカレートしていくでしょう。

 

2018年末の株価急落の際には、パウエルFRB議長は、圧力に屈してあっさり方針転換しました。

 

おそらく、今回もそうなることでしょう

 

ただし、利下げのあとに待つものが、一旦の株高となるのか、それとも一気に株価急落となるかは、誰にもわかりません。

 

むすびに

 

今のところ、Bloombergは早期の利下げ否定派で

 

www.bloomberg.co.jp

 

ウォール・ストリート・ジャーナルは次の利下げ予想が約51%としているようです。

 

jp.wsj.com

 

今回の米中貿易協議の行く末を全く読み間違え、追加関税の可能性をほとんど考えていなかったアナリスト達の予想は、個人的には、今後もあまりあてにはしていません。

 

彼らは、理論的に、正しいと考えられる方向の未来(理論』型の観る未来しか予測できないからです。

 

通常なら、理論的に、正しい未来の可能性が一番高いのでしょうが、自分ファーストの大統領の行動予測(『感情』型の観る未来)は、理論や理性ではできないと、私は考えています。

 

『理論』思考と『感情』思考はすれ違う

 

米国や世界の向かう方向がどこへ行くのか、それは誰にもコントロールはできませんが、個人の願いを読み取ることで、方向を予想し、備える事はできると考えています(対人関係療法の基本です)。

 

shiro-mameshiba.hatenablog.com

 

利下げ後の投資方針 

 

私は、上述のような未来を今後予想していますので、利下げ後に、来たるべく円高で、もっとも安全性の高い円キャッシュを十分に温存しておきながら、今後もこつこつ、楽天VTI40,000円/日)を買い進めて行く予定です。(今の所、金や金鉱株には手を出す予定はありません)

 

利下げ後に、もし株価が上昇に転じた場合には、来年の大統領選前にはまた一度、下落前にタイミングを見て、うまく逃げられればまた全株売却すると思いますし(インデックス投資家失格)、 株価が低下した場合には、そのままこつこつ定期積立を継続していきます。

 

そして、後者であれば、30年後を見据えたインデックス投資としては最適な投資開始タイミングになると考えています。