今年の、私の『真の納税額』は800万円オーバーで無事終了・・・(-ノ-)/Ωチーン
こんにちは、shiromameshibaです。
いつの間にやら、今年も、もう年末の足音が近づいてきました。
ふるさと納税額を調べるため、2022年年収(見込み)を計算したところ、真の納税額が800万円オーバーという事実に驚愕しました・・・ガク((( ;゚Д゚)))ブル
額面収入と見かけの税額
(2022年 shiro-mameshiba 見込み年収)
私の今年の額面収入(見込み)は、約1,700万円でした(上表の1~6段目までを見て下さい)。
これは、今年4月に転職(医局命令で、全く異なる病院に派遣)したため、年収が途中から上がったためです。
今のペースで行くと、4月以降の12か月間では、見込み年収は約1,800~1,900万円となる計算です(当直やバイトで大きく変わる)。
ここから、
所得税 2,952,091円
市民税 1,360,028円
税額計 6,022,809円(税率 34.7%)
が引かれて、
残りの手取り年収額は 1,134万8,157円
となります。
額面1,700万円オーバーで、手元に残るのが、最終的に1,100万円しかありません。
これだけでも恐ろしい税額ですが、実は、この数字はまやかしです!
本当は、自分の真の年収はもっと高く、真の税額はもっと多く、使えるお金はもっと少ないのです!
真の収入と真の税額
(同じ表)
先ほどと同じ表ですが、今度は、上表の7段目(真の給与)以降を見て下さい。
社会保障費折半という嘘①
社会保障費(社会保険+厚生年金)は、会社と折半の体を取っていますが、会社負担というのは、本当は嘘です。
本来、会社員に支払われるはずだった給与の一部を、会社負担ということにして、給与明細では見えないように、社会保障費の穴埋めに支払っているだけに過ぎません。
つまり、会社員は、本当は、給与明細に記載されている社会保障費の額の2倍を払っています。
shiro-mameshibaの場合、給与明細上の社会保障費は1,388,689円ですが、真の社会保障費は、その2倍の2,777,378円です!
そして、真の年収は、会社負担分の社会保障費をプラスした18,759,654円なのです!!
つまり、入り口の年収の段階で、第1段の嘘(社会保障費折半)が発動しています。
真の手取り年収
(同じ表)
そして、更に恐ろしいことに、土地など一部非課税の例外を除いて、日本でほとんどの支払い時に消費税10%がかかります。
消費税後納という嘘②
つまり、自分が、実際に、消費財の購入に使用できる額(税抜き商品価格)は、ここからさらに、10%少なくなるのです。
つまり、shiro-mameshibaの、見かけ上の手取り収入は1,134万8,157円ですが、真の手取り収入(消費財購入に使用できる税抜き商品価格)は10,213,341円にすぎないのです!!!
すなわち、出口の手取り収入の段階で、第2段目の嘘(消費税後納)が発動しています。
真の税率 45.6%
真の年収が18,759,654円に対して、
真の手取り収入は10,213,341円しかありません!!!
つまり、差額の8,546,313円が真の税額(真の税率45.6%)ということになります: (((;"°;ω°;)):ガクガクガク
(税抜)300万円の車の本当の価格
shiro-mameshiba.hatenablog.com
例として、(税抜)300万円の車を購入したとします。
すると、この300万円の車を購入するのに必要な、shiro-mameshibaの本当の額面年収は、
300万円✕(18,759,654円/10,213,341円)=551.0万円
となります。
しかし、本当は、計算前の車両金額に、自動車税や重量税が更にかかるため、本当の合計金額は600万円オーバーとなります!!
(税抜)300万円の車を購入するためには、真の額面年収600万円オーバーが必要なのです!!
ピエンです( ඉ_ඉ )
サラリーマンは回避不可能
サラリーマンである以上、この牢獄から脱獄することはできません。
大人しく、江戸時代(4公6民)を上回る超重税を耐え抜くしか術はありません。
唯一、逃げ出す方法は、起業(開業)しかありません。
①社会保障費からの脱出
サラリーマンは、厚生年金+社会保険に加入が必須です。
このため、shiro-mameshibaは、毎月20万円もの社会保障費を負担しています。
しかし、開業すると
厚生年金→国民年金+小規模企業共済
に変更することができます。
厚生年金は、詐欺的金融商品です(以前の記事をご参照下さい)。
shiro-mameshiba.hatenablog.com
厚生年金は、払った額の6割しか戻ってこず、全く関係のない国民年金の穴埋めに使用され、あげく、65歳以降も働くと、その分の年金が消滅するという、およそ最悪の金融商品です。
また、自分たちが現在支払っている社会保険料は、ほとんどが高齢者医療費に使用され、自分たちの代には、負担が増すことは確実です。
しかし、開業すると
厚生年金→国民年金+小規模企業共済
に変更できますので、年金は自分のために積立し(国民年金と小規模企業共済は、最高の金融商品です)、社会保険負担も半額以下に抑えることが可能となります。
(小規模企業共済、医師国保については、過去記事ご参照下さい)
shiro-mameshiba.hatenablog.com
shiro-mameshiba.hatenablog.com
②所得税からの脱出
開業し、個人事業として家族経営や、法人化して家族を理事とした場合には、家族に給与を支払うことで、所得の分散が可能です。
自分の所得額を減らすことで、所得税率の軽減が可能となります。
(青色専従者についてはこちら)
shiro-mameshiba.hatenablog.com
③退職金による脱出
退職金というものは、およそ考えられる最高に税負担を優遇された収入となります。
転々と天下りして、数年ごとに、退職金を、数か所からもらえる、キャリア官僚や政治家親族が、最も優遇されている仕組みなのは、おそらく偶然なのでしょう。
開業して、法人化して退職金を受け取るばかりではなく(最近は、退職金対策の良い保険がないため、この方法の旨味は少ないです)、むしろ、個人事業主として、小規模企業共済やiDeCoを、退職金扱いで受け取り、最大限に活用することも大切です。
④消費税からの脱出
これはサラリーマンにも可能ですが、商品を購入して、消費税を支払う前の手取り収入(見かけの)から、投資を行うことも、非常に有効です。
つまり、ものを買うときに必ず必要な消費税分を含めて、(見かけの)手取り収入から投資に回すことができるので、投資を行うことは、消費税の後納を先延ばしする効果があるのと一緒です。
貯金でも同じですが、そのままでは増えることもなく、いつかは同額の消費税を支払うことになりますし、なによりインフレに弱いという弱点があります。
したがって、手取り収入から投資に回すというのは、サラリーマンができる、唯一の消費税先送りの回避法と言えるでしょう。
ものを買っても、税を収めて、それっきりです。
むすびに
今回は、非常に長くなってしまいました。
税の仕組みは非常に複雑で、年末調整があることもあり、サラリーマンでは、ほとんど内容を理解していないままということも多いでしょう。
そして、わざと分かりにくくしていることも事実でしょう(社会保障費の会社折半などは、その最たる例です)。
投資家を辞任するのであれば、見かけの年収や、税率に騙されることなく、今自分は、真の年収から、いくら払って商品を購入しようとしているか、をしっかり理解しましょう。
そして、できることなら、起業(開業)して、この重税から少しでも軽くなる方法を探すことを、日本の全労働者におすすめいたします。