NISAとiDeCoを開こう -受験や婚活に悩む前に、さっさと投資を済ませよう①
こんにちは。
前回、NISAとiDeCoを早期に開設した方がいいよ、とお話ししましたが、今回は、実際にどの証券口座を選んだほうが良いか、という点についてお話します。
(投資初心者向けの内容になります。お詳しい方はスルーしてください。)
どの証券口座を選べばいいの?
この両者は、現在の本邦で最大手のネット証券会社であり、ともに、取り扱い商品数が多く、手数料も比較的安く、サイトも使いやすいため、まずはこの2社から考えてよいと思います。
(出典:SBI証券2018年3月 上半期 決算報告書)
なお、 お近くの銀行や、ネット証券以外の証券会社で証券口座を開設することは、特に初心者こそ、絶対に避けた方が無難です。
理由は、銀行やネット証券以外の証券会社の投資信託の商品は、ネット証券と同じような内容なのに、購入手数料や信託報酬が無駄に高いことが多く、(ネット証券では、通常、購入手数料は無料、信託報酬は高くても1%/年未満です)また、一般的にお勧めされないような購入手数料や信託報酬が高く、しかもリスクも高い商品を直接、電話や自宅訪問によって販売する方法をとるため、投資初心者の方は、よくわからずに「プロが勧めるんだから・・・」と、購入してしまうリスクがかなり高いからです。
投資を始めるなら、必ずネット証券会社です。
(私は、ネット証券会社に口座開設してから4年間たちますが、どこからも商品勧誘の電話をもらったことはありません。)
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銀行口座との連携も重要だよ
はじめに、SBI証券か楽天証券を選択しておけば、まず間違いない、と書きましたが、実は、この2つで使い勝手に大きな違いがあります。
それは、証券会社と連携する銀行口座の使い勝手によるものです。
ほとんどの場合、SBI証券と住信SBI銀行、また、楽天証券と楽天銀行は、ペアで同時に開設したほうが使い勝手が良くなるためSBI証券でNISA口座を開設したい人は住信SBI銀行を、楽天証券でNISA口座を開設したい人は楽天銀行を同時に開設することになります。
しかし、これらの2つの銀行は、それぞれ特徴があり、メリット・デメリットがかなり違うため、証券会社の違いだけではなく、住信SBI銀行と楽天銀行のどちらをメイン銀行にしていくか、という視点で見ると、自分にあった口座の開設先が見えてくると思います。
NISA口座やiDeCo口座の開設を勧めるサイトはたくさんありますが、なぜか、これらの銀行の使い勝手の違いについてはあまり触れられていません。
この点については、次回の記事で説明します。
shiro-mameshiba.hatenablog.com
NISA口座とiDeCo口座について
また、一般口座や特定口座は1人の個人が複数の証券会社でいくつも開設することが可能ですが、(私は、SBI証券、マネックス証券、SMBC日興証券、大和証券で開設しています)NISA口座とiDeCo口座については、それぞれ、一人が一つの証券会社だけでしか開設できません。
一旦開設してしまったら、移管するのは手間と手数料がかかってしまうため、どの証券会社でNISA口座とiDeCo口座を開くかは、よく検討する必要がありますので、ご注意ください。
でも、SBI証券のiDeCo口座はおすすめできません
詳細は後述しますが、2018年現8月現在、SBI証券のiDeCo口座に限っては、あまりお勧めできません。
米国株投資の最適解とされる、S&P500やCRSP USトータル・マーケット・インデックスと言った指標に連動する商品の取り扱いがなく、最もお勧めする楽天VTI(楽天・全米株式インデックスファンド)が購入できません。
米国のみに投資したい場合には、大和₋iFree NYダウ・インデックスしか選択肢がありません。
過去のリターンでは、ダウ平均は実は他の指標とあまり大きな変わりはないのですが、分散投資の点で少し心配があるかもしれない、と私は考えるからです。
(※上記が何を言っているのか難しければ、今はあまり知らなくても構いません。下記の記事で、改めて簡単に説明します。現時点では、SBI証券のiDeCo口座はお勧めな商品が購入できずにリスクがやや高いかも、とだけご理解下さい。)
shiro-mameshiba.hatenablog.com
私の結論
ですので、私の結論としては、
または
のいずれかをお勧めします。
NISA口座とiDeCo口座の証券会社は別々に考えよう
なお、NISAやiDeCoにまだ詳しくない方にはあまり知られていない事かもしれませんが、NISA口座とiDeCo口座は、それぞれ別の証券会社で開設することが可能です。
管理するサイトも基本的には別々(楽天証券は同一サイトで確認できます)です。取扱商品もNISAとiDeCoで異なるので、よく確認してから検討しましょう。
(実際、私はよく下調べをせずにうっかりNISAと同じくSBI証券のiDeCo口座を開設してしまったため、現在、楽天証券に移管するかどうか悩んでいます・・・(苦笑)。皆さんは同じ失敗をしないでください。)
その他、開設銀行の使い勝手や、手数料無料の達成条件、NISAへの毎月の投資額、IPO抽選、によっても、お勧めする口座は変わってきます。
詳細はまた次回に説明いたしますので、お時間のある方は、次回の記事を読んでみてください。
shiro-mameshiba.hatenablog.com
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