中学受験は、大学受験に必須なのだろうか?

f:id:shiro-mameshiba:20190204234351j:plain


こんにちは、shiro-mameshibaです。

 

今朝の『スッキリ』で、桜蔭(おういん)中学に合格されたお子さんの、ご家庭訪問が放送されていました。

 

当ブログも、一応は大学受験ブログに登録しているため(笑)、たまには中学受験についても触れてみようかと思います。

 

関東の女子御三家中学

 

ご存知の方には常識かもしれませんが、桜蔭(おういん)中学は、女子学院雙葉(ふたば)と並んで関東の女子御三家と呼ばれる門中の名門中学校、だそうです。

 

 

だそうです、と言うのは、前にも記事にしましたが、shiro-mameshibaは、とある田舎県の、公立中学→地元の公立高校出身であり、大学入学するまで、御三家という存在自体を知らなかった(今も良く分からない)からです(笑)。

 

shiro-mameshiba.hatenablog.com

 

 

まだスマホもなかった時代でしたので、「桜蔭とか雙葉って何のこと?」と尋ねる私は、大学同級生に、「え?お前、なんでそんなことも知らないの?」という、えらく不思議そうな顔をされました(笑)

 

(だって、これまでの人生で何の関わりもなかったんだもん。そんなの、知らないよ・・・。)

 

中学校受験はつらそうだね

 

放送では、日本の名門中学校である桜蔭(おういん)中学に合格されたお子さんの、ご家庭での勉強方法が開設されていました。

 

リビングに、ホワイトボードが用意され、父娘で何やら難しい問題を出し合うそうです。

 

ちなみに、お父様は内科医の先生だそうです。

 

中学受験は経験していないshiro-mameshibaには、ただ純粋に、この年齢で、勉学にこれほど集中できる熱意には、ただただ感心するしかありません。

 

もし自分が中学受験をしていたとしたら、当然落ちていただろうし、万一合格していても、優秀な同級生の中で挫折して、途中で燃え尽きていただろうな、と思います。

 

門中学受験は、大学受験に必須じゃないよ

 

大学時代、関東の名門私立高校出身の同級生の言葉で衝撃的だったのは、「都内の公立高校なんて、ほとんど動物園みたいなものだよ」という発言でした。

 

私には、実際のことは見たことはありませんし、その同級生自体、どこまで都内の公立高校の内情を知っているのかも分かりませんが、名門私立高校出身の人にとっては、公立高校とはそんな認識なんだな、と愕然としたことを覚えています。

 

ましてや、田舎の無名公立高校出身の自分など、彼らには、一体どのように見られていたのでしょうか?

 

しかし、一つ確かに言えることは、門中学や名門高校の受験は、大学受験において、必ずしも必須ではない、ということです。

 

中学・高校受験と、大学受験は全く別物

 

都内や大阪等の大都市では、中学・高校受験はもちろん、幼稚園小学校受験も当たり前のように行われています。

 

それらの中には、超難関で、優れた能力とノウハウを持った学習塾の受講がなければ、合格は困難なものも、たしかに数多くあるかと思います。

 

しかし、大学受験で問われるのは、所詮、高校3年間で学ぶ範囲のみです。

 

それまでの経歴がどうであれ、高校に入学した時点で、一旦すべてリセットされます

 

そして、高校入学後の3年間があれば、大学受験で、東大理1・理2、国立大学医学部レベルであれば、十分に現役合格は可能です

 

ただし、高校3年間は、起きている時間のほぼすべてを、勉学に費やす覚悟が必要です

 

ドラゴン桜では、わずか1年で東大合格していましたが、さすがに1年間では難しいでしょうが・・・。)

 

むすびに

 

同級生や後輩、先輩にも、男子・女子御三家出身の方は数多くいました。

 

優秀な人は確かに多かったですが、はたして極めて優秀だったか、と問われれば、それほど、他の同級生(私のように地方無名高校出身の人も含めて)と、大きくは変わらなかったように思います。

 

そして、医師として働いてからは特に、出身大学はもとより、出身中学や高校などの経歴など、何の意味も持ちません。

 

 

才能ある方が、幼いころから努力を続けて、恵まれた環境の中で、それを継続できるのなら、確かに大学入試を迎えるうえで、大変有利だとは思います。

 

ただ、全国的に見れば、中学受験を受けた経験がある、というだけで、十分に他の人よりも、既に努力をしていますし、有利な位置にいるはずです

 

投資の世界で例えれば、日本株ではなく、米国株、それもVTIの存在を知っているくらいに、米国株ブログ内では当たり前でも、一般日本人的に見れば少数派の範疇に入っているようなものですね(笑)。

 

その合否はともかく、経験や学んだことは、決してなくなったりはしません。

 

 

しかし、それらを経験していなくても、公立高校で用いる教科書と多少の参考書だけで、高校3年間あれば、十分に追いつくことも可能です

 

少なくても、shiro-mameshibaは、幼児英才教育も、リビングのホワイトボードも、他の特殊な教育方法も、一切受けておりません(笑)。

 

 

教育も、投資も、勉強してたどり着く地点は、同じなのかもしれません。

 

シンプルに、自分を信じて、焦らず、基本に沿って、教科書通りにこつこつ積み上げていくことで、いつかたどり着くことができる風景もある、ということを知ることが大切です。

 

 

まあ、それが一番、難しいことでもあるのですが・・・。