こんにちは、shiro-mameshibaです。
睡眠は、人生の1/3を占める、非常に重要な時間です。
この時間を快適に過ごすことは、人生の質を向上するために欠かせません。
さて、日に日に寒くなり、早くも冬の足音が聞こえてきています。
今回は、これから寒くなる時期に、快適な睡眠を約束する、ふんわり暖かな『羽毛布団』を紹介します(^^)
羽毛布団の選び方
まずその前に、実際に、快適な羽毛布団の選び方について解説します。
羽毛布団に重要なチェックポイントは、大きく、以下の3点です。
☆羽毛布団を選ぶ3つのポイント☆
① ダウンの質
② ダウンパワーと重量
③ キルト(生地)の種類
(なお、当記事で今回使用する画像は、全て、ロマンス小杉公式サイトからお借りしたものです。)
それぞれ解説します。
① ダウンの質
何より大切なのは、まず、ダウン(羽毛)の質です。
ダウンの種類
まず、羽毛布団に使用されるダウン(羽毛)には、大きく分類して、ダック、グース、マザーグースの3つに分けられます。
一般的に販売されているお手頃な価格の羽毛布団や、特に表示のないものは、ほとんどがダックです。
これでも、ある程度の暖かさはありますが、快適な暖かさを得るためには、羽毛がより大きいグース以上の羽毛を選ぶ事をおすすめします。
また、もう一つ重要な点として、羽毛布団では、独特の匂いがすることがある、ということです。
これは、ダック特有の匂いに由来するものであることが多く、グース以上の羽毛では、この匂いが目立ちません(きちんとした製品なら、ダックでも問題ありません)。
匂いも、羽毛布団選びには、非常に重要な要素です。
匂いのために羽毛布団を避けている、という方も多いと思いますので、できればグース以上の羽毛を選んでおいたほうが良いでしょう。
ダウン産地(ダウンベルト)
次に、ダウンの産地も重要です。
一般的には、北緯45~53度の地帯をダウンベルトと呼ばれます。
この地帯は非常に寒く、鳥たちの羽毛がよく発達するため、良質なダウンが得られることから、ダウンベルトと呼ばれています。
この地域以外の産地(産地を宣伝していないものの多くはアジア)では、ひとつひとつのダウンサイズが小さく、十分な暖かさが得られません。
必ず、ダウンベルトの国の中から選びましょう。
ダウンベルト内であればどこでも良いかというと、そうではなく、できれば、中国産は避けておきましょう。
これは、イデオロギーのためでは決してなく、一般的に、中国産とされているダウンは、品質にばらつきが大きく、国土が広大なため、ダウンベルト外の地域のダウンを含むこともあり、また、匂いがきつい商品のレビューが多い傾向があるためです。
その他の、ダウンベルト内のヨーロッパ各国であれば、まずは安心だと思います。
ヨーロッパ各国でも、きっと違いがあるのでしょうが、私にはわかりません(笑)
これは、おそらく、各国の平均所得と物価の安さからくる違いでしょう。
② ダウンパワーと重量
次に重要なのが、ダウンパワーと、ダウン重量です。
ダウンパワー(DP)
ダウンパワーとは、ダウン1gあたりの体積を示したもので、この数値が大きいほど、一つのダウンの大きさが大きい、つまりは、ふんわりした羽毛であり、内部に空気の層ができるため、より暖かいということです。
一応規格はあるらしいですが、各メーカーで独自の基準を採用していることもあり、異なるメーカー間では、同じダウンパワー数同士でも、一概には比較できません。
どの程度のダウンパワーが必要なのか、実際に寝比べた人でもないと分かりませんし、その差異の情報もほとんどどありません。
しかし、一般的に、ダウンパワー400以上であれば、各メーカーが、間違いなく主力の上位商品として力を入れて販売しているものですので、ダウンパワー400以上のものを選んでおけば間違いないでしょう。
ダウン重量
また、合わせて重要なのがダウンの重さです。
どんなにダウンパワーが高くても、肝心のダウンの量が少なくては、暖かい羽毛布団にはなりません。
これも一概には言えませんが、シングルサイズの羽毛布団であれば、ダウン重量として最低1kg以上のダウンを含むものを選んでおけば良いでしょう。
ダウン率
また、羽毛布団は、ダウン(羽毛)以外に、中に含まれるフェザー(羽)との割合(ダウン率)が表示されています。
ダウン率が高いほど、暖かく、軽く、ふんわりした羽毛布団になります。
ダウン率は、最低でも90%以上のものを選択しましょう。
③ キルト(生地)の種類
①と②はダウン自体の要素ですが、3番目は、ダウンを覆う生地(キルト)部分の要素になります。
キルト裁縫
キルトの縫い方により、以下の4種類(タタキキルト、立体キルト、2層キルト、センターブリッジキルト)に分類され、この順に保温力が増してます。
裁縫作業の違いは結構手間がかかるらしく、縫い方の違いで、意外と、かなりの値段差となってでてきます。
お手頃な羽毛布団の多くはほとんどがタタキキルトです。
しかし、保温力を考えると、最低でも立体キルト、できれば、2層キルトの商品を選ぶことをおすすめいたします。
立体キルトでは、上図の中央の通り、布団の上下で縫い目が重なるため、その部分から熱が逃げやすく、布団の中で温度ムラができ、寒さを感じやすい構造になっています。
一方、2層キルトでは、布団の上下で縫い目が重ならないため、熱が逃げづらく、布団の中が、一定温度に暖かく保たれる構造になっています。
たとえ、どんなに性能が良いダウンを使用していても、縫い目から熱が逃げてしまったら、寒い羽毛布団になってしまいます。
表面的なダウン性能と同じくらい、キルトの裁縫方法は、羽毛布団に重要なポイントですので、羽毛布団のセレクトは、トータルバランスで考えましょう!
キルト素材
また、キルトの素材自体も大切です。
これは、できれば綿100%のものをおすすめします。
生地にポリエステルが入っていると、軽くて安価になりますが、肌触りが悪くなってしまいます。
布団カバーをすれば大丈夫、と思われるかもしれませんが、ポリエステル入りのキルトでは、寝返り時に、カサカサ音がしてしまうことがあり、静かな寝室では、これが結構気になります。
綿100%であれば、寝返り時も、軟らかな素材のため、ほとんど音がしません。
また、同様に、布団カバーをかけるときも、必ず綿100%のものを使用しましょう。
綿はポリエステルより重量があるため、寝苦しさという点を気にされる方もいらっしゃるかもしれません。
私は、ダウン重量1.2kgの綿100%羽毛布団に、同じく綿100%布団カバーをかけて、実際に使用していますが、これまで寝苦しさで気になったことはありませんので、重さ、寝苦しさについては、心配はいらないと思われます。
おすすめの羽毛布団
さて、これらのポイントをすべて抑えた上で、お値段もお手頃で、おすすめの商品は、以下のものになります。
①ロマンス小杉 ハンガリー産グース93% DP410 1.2kg 2層式キルト
税込み36,999円
すべての点で、推奨ポイント以上の性能を押さえた羽毛布団であり、お値段も税込み36,999円と、この品質としては比較的お手頃になっています。
楽天スーパーセールで購入すれば、クーポン使用とポイント分で、実質3万円を切るお値段にすることも可能です!
実際、私も、この商品を4年前に購入し、厚みも十分にあり、ふんわりふわふわしたとても暖かな羽毛布団でした。
4年経って、今の所、ヘタリも見られず、少なくても、あと10年は使用できそうな品質です。
匂いも、一切ありませんでした。
結婚当初、妻分を先に購入しましたが、あまりの暖かさに、自分用もすぐ追加購入したほどです(笑)
長い目で見れば、お値段に対して、非常にお得な商品だと思います。
②ロマンス小杉 ハンガリー産グース95% DP440 1.2kg 2層式キルト
税込み42,999円
次に、もう1ランク性能アップのお品です。
ダウン割合、ダウンパワーの点で、①をさらに上回ります。
お値段は税込み42,999円と、①より6,000円アップの商品です。
セールで購入すれば、実質3.5万円を切りますので、もう少し満足感を得たい方にはこちらをおすすめします。
税込み59,999円
最後に、通常のグースの上を行く、マザーグースを使用した商品です。
マザーグースは、通常のグースよりも、ダウン一つ一つの大きさ(ダウンポール)が更に大きく、よりふっくらして、非常に暖かみのあるふわふわした羽毛布団となります。
通常なら、この品質のマザーグースを使用した羽毛布団であれば、10万円を超えてきても全くおかしくはありませんが、こちらも税込み59,999円と、品質に対して非常にお安くなっています。
最極上の眠りを得たい方には、こちらがおすすめです。
※楽天市場の一部には、同じく、マザーグースを使用したとする、40,000円前後の格安羽毛布団も販売されていますが、こちらは産地が書かれていないため、おそらく、中国やアジアの、品質の劣るマザーグースであると思われますので、値段に飛びついて間違って購入しないよう、ご注意ください!!
寝具メーカーについて
今回紹介した商品は、いずれも『ロマンス小杉』のものになります。
ロマンス小杉は1955年にブランド誕生した、歴史ある日本の寝具メーカーであり、京都に本社を持ち、信頼性も間違いない企業です。
おそらく、こちらも大変優れた羽毛布団と思いますが、ロマンス小杉と比較して、同品質、同性能の記載の羽毛布団で、1.3倍~の価格差があります。
この価格差は、ブランド料だと思われ、実質的には、同程度の品質だと思われます。
細かい点では、使用されるキルトが、西川グループでは綿60サテンであるものが多く、ロマンス小杉では80サテンのものを使用するなど、ロマンス小杉の方が、品質が一段と上であることが多くみられます。
80サテンは、より細く質の高い糸を織り込んでいるため、肌触りがよく、なめらかで、カサカサ音がほとんどしないものとなっています。
また、ロマンス小杉独自の技術で、不純物を取り除き、よりダウンかさが増すパワーアップ加工、独自の洗浄度基準を設けるなどの記載があり、より付加価値が高まっていると考えられます。
実際に、同性能の記載の羽毛布団を両方購入した人でもなければ、本当の性能差の比較はできないでしょうが、そんな比較をしてくれる方は、残念ながら、いないようです(笑)
ブランドの安心感がほしい方は、西川ブランドのものを購入してもよいと思います。
少なくても、私は、ロマンス小杉の羽毛布団で、その性能とお値段に、十分以上に満足しています(^^)
むすびに
羽毛布団は、秋冬だけのもの、春先には、羽毛布団をしまって、薄手の掛け布団に変更する、という方も多いと思われます。
しかし、羽毛布団は、冬だけではなく、夏にも、1年中快適に使用することができます。
むしろ、夏季には、28℃のエアコン設定で、薄手の掛け布団をかけて寝苦しさに耐えながら眠るよりも、エアコンを24℃設定にして、涼しい中で、暖かな羽毛布団をかけて寝たほうが、睡眠の質もぐっと上がり、より熟睡できます。
涼しいエアコン温度設定にすると、夏バテのもとになると固く信じ込んでいる方も多いかもしれませんが、実は、それは逆です。
夏バテは、寒暖差で起きるわけではなく、(当然ですが)睡眠中の、高温・高湿度環境のために発生します。
睡眠中の、脱水と高体温で、睡眠の質が下がることで、起床時の夏バテが起きるのです。
エアコンをタイマー設定で途中で消しても、夜通し使用続けても、実は、月の電気代は1,000円程度しか変わりません。
暖房より、冷房の方が、電気負荷はずっと小さいものなのです!
冬のためだけではなく、夏の快適な睡眠のためにも、夏バテしない健康的な生活のためにも、上質な羽毛布団は、1年中活躍してくれます。
先入観を捨てて、是非一度、夏場にも、快適な羽毛布団ライフをお試しください!
この時期に合わせて、お得に羽毛布団をゲットしましょう!!
☆羽毛布団を選ぶ3つのポイント☆
① ダウンの質
② ダウンパワーと重量
③ キルト(生地)の種類
①ロマンス小杉 ハンガリー産グース93% DP410 1.2kg 2層式キルト
税込み36,999円
②ロマンス小杉 ハンガリー産グース95% DP440 1.2kg 2層式キルト
税込み42,999円
税込み59,999円