DJI pocket 2に戦慄!! ドローン技術の未来に懸けたくなった(^^)

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こんにちは、shiro-mameshibaです。

 

子どもがたくさん歩くようになり、良い画質で動画を記録したいなと思い、『DJI pocket 2』を購入しました。

 

 

 

トヨタのCMで、香川照之さんが持っている、小さな黒い棒のようなカメラの最新機種、といえば、お分かりになるかもしれません。

 

 

実際に、購入して使用してみたところ、そのあまりの先進性に、初めてスマホを触ったときくらいの技術革新を感じ、ドローン技術の輝かしい未来性に懸けてみたくなりました!

 

 

 

DJI pocket 2

 

『DJI pocket 2』は、DJI社の作る動画撮影プロダクトです。

 

百聞は一見にしかずですので、まずは、『DJI pocket 2』の商品説明動画を御覧ください。

 


DJIオンラインサロン -Vol.6「10分でわかる製品紹介 DJI Pocket 2」

 

 

この『DJI pocket 2』で最も特徴的で先進的な機能が、動画の手ブレを防止する3軸ジンバルです。

 

 

3軸ジンバル

 

もともと、DJI社(未上場)は、世界全体のドローン市場の70%を占める、世界最大のドローン会社です。

 

 

そのドローン技術で最も重要な根幹、ドローンの姿勢制御技術を、動画プロダクトに応用したものが『DJI pocket 2』です。

 

 

カメラを、3軸のジンバルで常に位置を一定に保つことで、これまでのビデオカメラ(ハンディカム)や、アクションカメラとして有名なGoProなどと比較しても、さらに強力な手ブレ防止機能を備えています。

 


DJI Osmo PocketとGoPro HERO7 Blackをゲレンデで比較

Osmo Pocket(旧機種) vs GoPro 7の比較)

 

 

上記動画は、Osmo Pocket(旧機種)と GoPro 7との比較された方の動画です。

 

 

どちらも、現行機種から1世代前のモデルではありますが、旧機種でも手ブレ機能に大きな変化はありません。

 

 

GoPro 7の方は、ブレが酷くて、正視に耐えないほどですが、Osmo Pocketの方は、映像として楽しむことが出来るものになっています。

 

 

GoPro 7にもデジタル式手ブレ防止機能がありますが、それとは比較にならないくらいに、Osmo Pocketでは3軸ジンバルの機能により手ブレが軽減されていることが分かります。

 

 

弱点が全て埋められている

 

旧機種『Osmo Pocket』では、3軸ジンバルこそ革新的な機能でしたが、画角が狭い、ズームが出来ない、センサーサイズが小さい(一般の携帯電話や国産ビデオカメラと同じ)という弱点がありました。

 

 

しかし、2020年10月31日に発売された新機種『DJI pocket 2』では、それらの弱点が全て埋められています

 

画角

 

旧機種では、画角26°(35mm換算)と、画角がやや狭かったのですが、これが新機種では20°(35mm換算)まで向上しました。

 

 

これにより、より広い範囲を撮影することが出来るため、動きの大きい子どもやペットを撮影しやすくなりました。

 

 

また、Creator Comboに含まれている広角レンズを装着すると、15°までと更に画角を広げることも出来ます。

 

 

ズーム

 

旧機種では、ズーム機能がありませんでした。

 

 

新機種では、このズーム機能(デジタルズーム4倍まで)が搭載されました。

 

 

そのため、子どもやペットなど、移動する対象物から、常に一定の距離を保って撮影しなければなりませんでしたが、このズーム機能により、ある程度の前後方向の移動にも耐えられるようになり、少し離れた対象物を撮ることも出来るようになりました。

 

 

光学ズームではないので、もちろんやや画質の低下はありますが、実際に使用すると、4倍位では、ほぼ画質の低下は気になりません。

 

 

 

一般のビデオカメラでの倍率は光学ズーム10~30倍ですので、ズーム機能については、まだ、ビデオカメラの優位性がかろうじて残っています。

 

 

しかし、それほどのズームを必要とすることは、せいぜい、こどものお遊戯会とか運動会くらいなものでしょう。

 

 

はたして、そんなことが年に何回あるでしょうか

 

 

 

ビデオカメラのズーム機能は、もはや、日本製品にありがちな、過剰な付加価値にすぎません。

 

 

それよりも、コンパクトに毎日持ち出せて、さっと撮影できる手軽さのほうが、家族動画の撮影には、ずっと重要な要素だと思います。

 

 

 

センサーサイズ

 

 

旧機種のセンサーサイズは、1/2.3インチです。

 

これは、一般的なスマホやビデオカメラと一緒ですが、新機種では、センサーサイズが1/1.7インチに向上しました。

 

 

センサーサイズが大きくなると、1画素あたりの面積が大きくなりますので、通常、画質の向上、暗所撮影での黒つぶれ軽減などにつながります。

 

 

このセンサーサイズの向上により、スマホやビデオカメラでの動画とは、画質が一線を画すことになりました。

 

コンパクトさ

 

この製品の最大のメリットは、なにより小さくコンパクトということです。

 

 

サイズは、わずか124.7×38.1×30 mm、重量は驚異の117 gと、本当に片手に収まるくらいのコンパクトさです。

 

 

一般的なビデオカメラと異なり、この大きさとサイズなら、日常使いのバックの中に常備していても、全く邪魔になりません。

 

 

なんなら、ポケットの中にも入ります。

 

 

いつでも映像が撮れる手軽なスマホにも匹敵する、このコンパクトさが、この商品の最大のメリットです。

 

 

撮りたい時に、手元にないビデオカメラほど使えないものはありません。

 

 

 

いつでも、高画質の動画が撮れるという安心感は、子育ての生活で、新しい日常のあり方さえ生み出してくれるでしょう。

 

 

低価格

 

さらに恐ろしいのが、これだけの高機能でありながら、最新機種である『DJI pocket 2』の価格は定価49,500円と、国産最上位ビデオカメラの半額以下で購入できてしまうということです!

 

(DJI pocket 2)  

 

 

本体と、必要最小限の付属品のセットです。 

 

 

 

正直、ガラパゴスと化して、ここ10年、全く進化の見られない、国産ビデオカメラでは、全く勝負になりません。

 

 

 

今後、ズーム機能を強化した商品も必ず出てくるでしょう。

 

 

 

したがって、数年後、世界中のビデオカメラが、全て、『DJI pocket 2』のようなジンバル型動画プロダクトに置き換わっている可能性は、かなり高いと思います。

 

 

 

日本人としては、大変残念に思いますが、なぜ、このような製品を日本が作れなかったのか、悔しくて仕方ありません・・・。

 

 

 

せめて、投資家として、この有望な市場の将来性に懸けたいと思います。

 

 

DJI社は未上場

 

さて、肝心のDJI社ですが、まだ未上場の状態です。

 

 

じつは、この2021年春にも上場の噂がありました。

 

 

ドローン世界最大手DJI、来年に香港上場か | 36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

 

 

 しかし、トランプ政権末期の大統領令により、DJI製ドローンの米国排除がなされたため、おそらく、一旦は上場延期になると思われます。

 

jp.reuters.com

 

 

もし、米国からの投資禁止のまま、香港市場に上場されるようなことがあるのなら、米国以外の投資家にとっては大チャンスになると思われます。

 

 

私も、もし上場した際には、資産の10%程度(300~500万円)くらいは、購入するつもりです。

 

 

 

しかし、民生ドローン市場としては、すでに飽和状態になっているため、はたして将来性が本当にあるのかという疑問もあるようですので、注意が必要と思われます。

 

DJIの今後の成長には懸念も残る。DJIはかつて、2020年以降は民生用ドローン市場が飽和状態を迎えるため、増加率が10%を切る可能性があることを公にしていた。

中国のテックメディア「全天候科技(All Weather TMT)」は次のような投資家の声を紹介している。「DJIはこれまで過度に資金に依存することなく、堅実に製品開発を行ってきた。民生用ドローン市場でトップの座に上り詰めたことは高く評価されるべきだ。しかし、背後に迫る危機にも目を向ける必要がある。特にシェアを最大限に伸ばした後、いかにしてその限界を突破するかが極めて重要になる」

https://36kr.jp/87477/

 

S&P Kenshoドローン指数

 

 

幅広くドローンに投資するETFとしては「S&P Kenshoドローン指数(KDRONEP)」があります。

 

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S&P Kenshoドローン指数(米ドル) - S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス

 

 

 

また、日本で購入するなら、「S&P Kenshoドローン指数」に連動する投資信託として、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Neoドローン(信託報酬0.79%)」がありますので、そちらを購入してもよいでしょう。

 

 

NASDAQ上場 EHang(EH)

 

また、NASDAQに上場している唯一の中国ドローン企業としてEHang(EH)があります。

 

 

EHangは、ドローンの物流がメインですので、厳密にはDJIともまた異なる分野なのですが、こちらもまた将来有望と考えられているようです。

 

 

2019年12月の上場以降、ずっと鳴かず飛ばずだったのですが、2021年に入ってから、わずか2ヶ月で急騰して、テンバガーまでもうすぐのところに来てしまいました・・。

 

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特に、昨夜、まさに、私が購入しようかな、と考えていたわずか一日で、まさかの+24.60%と、恐ろしく株価が急騰してしまいました・・・・(;_;)!!!

 

 

 

子どもを寝かしつけるのに夜中までかかってしまったため、よし、ようやく買おうかなとEHangの株価を確認すると、目の前で、みるみる上がっていく株価を前に、タイミングを完全に逸してしまい、何もできずに、ただただぼーぜんと傍観するのみでした(泣)

 

 

別に損したわけではないのに、なぜ私は、昨日、成行で購入指示をしなかったのだろうと、ただただ後悔でいっぱいです・・・・(´;ω;`)

 

 

 

『DJI pocket 2』は、昨年末にもう買っていたのに、ずっとしまって遊んでいなかったいたため、この銘柄までたどり着くのが、もう2ヶ月間遅かったようです・・・。

 

 

ああ、悲しい・・・。

 

 

むすびに

 

と、余計な話になってしまいましたが(笑)、ご家庭で、お子さんやペットの動画を撮影するのに、この『DJI pocket 2』は、とてもおすすめです!

 

 

最近は、家電量販店でも展示されていますので、ぜひ一度、お手にとって見てください。

 

 

年甲斐もなく、久しぶりにワクワクするガシェットに出会えただけで、まあよしとします(自分を慰めます・・・(;_;))(笑)

 

 

 

起動した時、小さな躯体で、キョロキョロと、周囲を見回すようにカメラを動かす仕草が、なんだかとても可愛らしいですよ(笑)

 

 

 

(DJI pocket 2)  

 

 

本体と、必要最小限の付属品のセットです。 

 

(DJI pocket 2 Creator Combo) 

 

 

より 映像作品を作りたい方向けに、拡張品がセットになったものです。