Amazon売却しました! トリプルブルーでGAFA解体論の再懸念
こんにちは、shiro-mameshibaです。
民主党のリードが拡大する中、GAFA解体論の再燃が心配なので、Amazon【AMZN】を売却していまいました。
民主党リードが拡大
前回もお示ししました、米国世論調査サイト「FiveThirtyEight」によると、投票前の最終世論では、民主党のリードがさらに高まり、両選挙ともに、民主党候補支持率が2%ほど上回っています。
(Latest Polls Of The Georgia Senate Runoff Elections | FiveThirtyEight)
大統領選挙では、隠れトランプ支持者の存在によって、事前の世論調査は当てにならないと言われてきましたが、隠れ共和党支持者はいないと思われます。
なので、事前世論調査は、かなり正確に結果を反映していると推測されます。
すなわち、民主党によるトリプルブルーの可能性は、現時点ではかなり高いでしょう。
なお、本日のジョージア州の天気は晴れですので、当日の直接投票に行く共和党員をどれだけ増やせるかが、共和党逆転のためには必要となります。
しかし、この直前になって、トランプ氏による、大統領選挙を覆す工作(脅迫)報道が出てしまいました。
熱狂的な共和党員の行動には変化はないでしょうが、中立派の投票結果には大きな影響が考えられます。
これがダメ押しの一手になりそうな気がします。
トリプルブルーで再燃するGAFA解体論
https://www.okasan-niigata.co.jp/wp/wp-content/themes/okasan2020/pdf/movie/seminar01.pdf
(岡三にいがた証券)
大統領、上院、下院のすべてを民主党が多数派を占めるトリプルブルーとなった場合、GAFA解体論の再懸念が心配です。
GAFA解体自体は、将来的な米国市場の競争力を増すためにはむしろ良いことかもしれません。
しかし、短期的にはGAFAの株価にとってはマイナスです。
そのため、昨日のGAFA株価はー1.5~2%程度と、市場平均より大きな下落が見られました。
トリプルブルーは織り込み済み?
トリプルブルーも織り込み済みと言われていることもあり、実は、あまり大きな影響はないのかもしれません。
しかし、この「織り込み済み」という言葉も厄介で、「織り込み済み」と言われながら、実際の事が起きると、やっぱり株価下落が起きたりということが、ここ数年、何度も見られていましたので、本当にどれだけの影響があるかは、実際に確定してみないと分からないな、というのが私の結論でした。
ですので、今回は、リスクを少し下げることにしました。
なんとか損益なし?
2020/9/9 購入時
【AMZN】総額9652$(手数料込)で3株購入
2020/1/4 売却時
売却後受け渡し金額9707$(手数料引き後)
ドル換算では、差し引き55.6$の儲けとなりました。
しかし、購入時よりも円高が進んでおりますので、実際には円換算で少しマイナスですね。
その分、税金がかからないので、まあ良しとします。
AMZNは購入時期が悪く、この4ヶ月で全く上昇してくれませんでしたが、他の個別株はまずまずです。
もし、トリプルブルーがならなかったら、逆にAMZNが急騰すると思いますが、その時は、他の個別株も上がってくれると思いますので、今回は、少しでも防御力を高めることを優先しました。
むすびに
なお、大統領選挙と同様、今回の決選投票も、決戦投票当日には結果が出ない見通しです。
前回同様、開票直後には、直接投票の共和党員が大幅にリードし、後に開票となる郵便投票で、徐々に民主党がリードしていく流れになると予想されています。
結果判明までは、数日~数週間かかると考えられており、この間、ボラティリティーが高まることでしょう。
また、一度結果が判明しても、トリプルブルーだった場合に、トランプ現大統領が黙っているはずがないですので(笑)、再び、再集計には時間がかかかり、それまで、世論は再び2分されることになるでしょう。
(そんなことより、残り僅かな任期、せめてコロナ対策をしっかりやって、大統領の責務を果たしてくれよ、と思いますが・・・・。)