経済評論家も、ブロガーも、やっぱり適当なんだね・・・。

 

こんにちは、shiro-mamesibaです。

 

 

ここ1か月の間に、株価は急回復を見せましたが、先週末のジャクソンホール会議から一転、再び急落しました。

 

 

その間、特に取引することもなく静観していました(ほぼ円キャッシュで取引できなかった、というのが真実ですが)が、この1か月の株式報道(Reuters通信やbloomberg)やブログを観察していましたが、やっぱり、みんな、後追いで適当なことを言っているだけなのだなあ・・・、と再認識した次第です。

 

 

1か月前まで、連日、どん底報道

(ここ6か月のVOO推移)

 

ほんの1か月前まで、6~7月までの株価は、どん底のまま横ばいを続けておりました。

 

 

報道も、米国株ブログも、総悲観一色となり、「今後、株価が上昇する余地はほとんどない!」という記事ばかりでした。

 

 

 

そうして、あれだけいたレバナス推奨ブログも、姿を消してしまいました。

 

 

 

2週間前まで、株価急回復

(ここ1か月のVOO推移)

 

ところが、そこから株価は一転、急回復をみせ(早期利下げを見越し)、底だった2022年6月17日 337.06$ → 2022年8月16日 395.04$と、たった2か月で、実に+17.5%のプラスリターンを示し、一転して楽天的な報道やブログが復活しました。

 

 

この間、特にFRBに方針の転換があったわけではありません。

 

 

FRBは、変わらずインフレ退治のため、利上げを推し進めるというアナウンスを続けていただけです。

 

 

しかし、多くのブログでは、「半値戻しは全戻し!」とか、「ここから落ちると言っている人は、何の根拠があるの?落ちる要素は何もない!」とか、「利上げはもう織り込み済み!」とか、「まだ暴落するとか言っている暴落おじさんがいるの?」と、とにかく、株価後追いの、実に楽観的な記事ばかりが、連日掲載されておりました。

 

 

この期間に、ここが株価のてっぺんだと2番底を予想したり、株を現金化するというブログ記事は(確認した範囲で)1つもなかったと思います。

 

 

しかし、結果は御存知の通り、先週末のジャクソンホール会議から一転、再び株価は急落しました。

 

 

そして、あれだけいた、楽天的な記事を書いていた方々は、みんな、息をひそめるように姿を消しました・・・。

 

 

果敢に個別株を買い増ししていた、ブロガーの方々の、その後の続報も、全くみられません(実は、あのとき手放して回避していたよ!、なんていう後出し記事が、取引履歴を見せることもなく、そろそろ出てくる頃かもしれませんが・・・)。

 

 

むすびに

 

断っておきますが、私が取引しなかったのは、ただ単に、円キャッシュ(5,000万円)が実生活で必要だったためであり、余剰資金がなかったからだけです。

 

 

決して、2番底が来ると考えていたわけではないですし、そんな事を見通せる能力もありません。

 

 

 

そして、今回、当然ですが、どんな経済評論家も、ブロガーも、ほんの数週間先だけでも見通せる力がある人など、どこにもいないんだ、という、ごくごく当たり前のことが、改めて分かっただけです。

 

 

 

ですので、経済記事を呼んだり、ブログを読んで、株式取引をすることは、(無意味とは言いませんが)やはり、参考程度にとどめたほうが良いですよ、とshiro-mamesibaは考えます。

 

 

 

 

なにせ、なにも考えずに淡々と積み上げている、こどものジュニアNISAが、家族の誰よりも、一番、投資成績が良いですので・・・(笑)。

 

 

 

こどもが生まれて、たった数年で+40%リターンですので、こどもが成人になるまでには、大学生活資金くらいにはなってくれると良いなあ・・・。

 

 

 

やはり、市場に左右されず、機械的に資金を投入する仕組みを作り、あとはほったらかしにして忘れる、というインデックス投資が、兼業投資家には一番優れた投資方法なのかもしれませんね。

 

 

 

あ、でも、株式市場参加者の、とても素直な、楽観と装悲観の雰囲気をつかむ目安としては、米国株ブログ村はとても有用だと思いますよ!

 

 

 

ブログ村でも、一部の方が行ってらっしゃる、下落・総悲観時にこつこつ買いまし、上昇・楽観時には打ち方止めで買いまし終了、という方法が(今のところは)、一番、リターンが良さそうですね。

 

 

 

ただ、リセッション後のいつもの数年間の株価下落が今回も来るなら、今後、2~3年間に分散して、余剰資金を全額投資するのが良いかもしれません。

 

 

 

いずれにしても、自分で考え、自分の責任で、実行する勇気を持つことが第一です。

 

 

 

経済評論家やブロガーに左右され、自分の人生をかけるのは、きっと、考えているよりも恐ろしいことですよ。