【株価崩し承ります】VTの評価額は、2014年まで時が巻き戻っています!
こんにちは、shiro-mameshibaです。
私のPFには、2015年にはじめてNISAで一括買い付けていたVTがあるのですが、昨日とうとう、含み損に足を踏み入れていることが判明しました・・・(泣)
為替の影響は非常に大きい
上記が、2015年8月1日にNISAで購入したVTになります。(現在はNISA期間が終了し、特定口座に移管されています。)
買付価格60.40ドルに対して、現在値は68.75ドルと、損益は+13.82%と表示されています。
なんだ、含み益じゃないか、と思われるかもしれませんが、為替を考慮すると、景色が変わります。
2015年8月時点のドル円為替123.9円/ドルに対し、現在の為替105.3円/ドルを計算すると、(2020年)68.75ドル×105.3円/ドルー(2015年)60.40ドル×123.9円/ドル=7239.3ー7483.56円円=ー244.26円(ー3.2%)となり、合計89口で、ー21716円となってしまいました・・・(泣)
なんと、安全性が高いと言われ、日本人に大人気のVTで、5年前からの一括投資がマイナスとなるほどに、円に換算した現在の世界全体の株価は下落しているのです。
VTの評価額は2014年11月まで戻った
上のグラフは、2013年からのVT(円換算)のグラフです(為替データ、VTの基準価額はInvesting.com参照)。
円換算すると、2015年8月の購入時(これでも、株価下落時に購入しています)を通り越して、2014年11月まで評価額が巻き戻っていることがお分かりになるかと思います。
長期投資ではリターンが堅いとされるインデックス投資において、実に5年半もの利益がすべて消し飛んでいることになります。
為替の威力とは、本当に恐ろしいものです。
思わず
「や、やめろ・・・。こんな事を!ウェザーコロナを止めろ!
この時株高の加速が始まったケープ・カナベラル2015年「以前」で・・・
VTが暴落したら人類の「運命」が変わってしまうぞッ!
ケープ・カナベラル利益確定の後ならいくらでも命を捧げようッ!!
わたしがここまでやって来た事が、「起こらない」という事にかわってしまうんだッ!」
と、時の加速の果てに世界が一巡し、もう少しで時の円環を閉じて新しい世界を創造するはずだったはずなのに、ちっぽけで矮小な小僧に敗北し命乞いする程に、心を取り乱してしまいました(プッチ神父「ストーン・オーシャン」より)。
この地合いでは、損をしても仕方がない
5年間でインデックス指数に勝ち続けるアクティブ・ファンドがほとんどいないと言われています。
その代表的なインデックス投資であるVTが、この5年間というなかなかの長期投資で含み損を抱えているのですから、日本や海外、インデックス投資や個別株、他のコモディティティも含めて、どんな投資法であっても、この5年間で現在の円換算した評価額が損益を抱えていたとしても、それはある意味仕方のないことだと思います。
つまり、投資方法が悪かったわけではなく、投資した時期が悪かった、というわけです。
いま含み損を抱えていても、それは、上手く逃げ延びた人を除いて、プロもアマチュアも含めて、この5年間で投資をした方全てが同じなんだと思えれば、少しだけ心が楽になるのではないでしょうか。
浜辺美波さんがくるくる回って可愛く時を戻したと考えれば、許せるかもしれません。
米国株はやはり強い
一方で、上のグラフは円換算したVOO(S&P500)のグラフです。
下落していることは下落しているのですが、こちらは2017年11月の時点で踏みとどまっています。
2017年以降に投資を始めた方は、概ね含み損をしていることになりますが、それ以前に購入されていた方はまだ余裕があるでしょう。
この5年間に限ったことですが、世界全体に投資するよりも、やはり米国株が強かったことがよくわかります。
ただし、この勢いが今後も続くかは、誰にも分かりません。
むすびに
この程度の暴落は、投資の世界で7~10年に1回あるとされていますが、それならいっそ、20%以上暴落したときだけ投資することにすれば良いんじゃあないか、とも思えます。
しかし実際は、いざ急落を前にすると、足がすくんで投資できません。
やはり、我々凡人は余剰資金でコツコツ長期投資を行いながら、キャッシュポジションを高めに取り、急落時に集中投資を併用するのが良いのではないかと考えます。
常にフルインベストメントできるのは、急落時の被弾を全て受けることを何回も想定して、絶対に大丈夫だと思える人だけにしておいたほうが、心の安定上、良いのではないかと思います。