楽天VTI積立 20,000→22,000円/日に増額☆
こんにちは。
本日の日経も下がっているみたいですね。
それにあわせて、予定よりもちょっと早いですが、楽天VTIの積立額を20,000→22,000円/日に増額することにしました。
今回の下落前に、パフォーマンスの悪かったひふみプラスとe MAXIS Slim 国内株式(TOPIX)を、元値に戻った時点で、すべて処分しておいて本当に良かったと思います(笑)。
偶然ですが、少しだけプラスリターンで終われました。
投資信託でタイミング投資はできない
(投資初心者向けの説明になります。)
当たり前ですが、個別株やETFの売買とは異なり、投資信託ではタイミング投資はできません。
日経平均やTOPIXであれば、その日の終値付近を見て、市場が終了する15時直前にそれぞれに連動する投資信託を購入すれば、ある程度はその時の基準価額に近い値で購入することも可能でしょう。
(楽天証券より)
しかし、楽天VTI等の海外指標の投資信託を、日本の市場で購入した時点では、現地の市場はまだ開催もされておらず、基準価額が決まるのは翌日以降となるため、その日の現地の市場の様子を見てから購入、あるいは売却することはできません
このタイムラグが、ETFにはない海外投資信託を購入するデメリットであり、メリットでもあります。
タイムラグがあるデメリット
投資信託では、その日の市場の状況を見ながら購入、あるいは売却することができないため、予想よりも、高い価格で購入してしまったり、安い価格で売却してしまうことがあります。
ダウ先物等を見て、その日の海外指標の変化をある程度の予想もできますが、それも絶対的なものではありません。
例えば、投資信託である楽天VTIであれば、その日の夜に開催される米国市場の状況を予想して取引をしなければなりませんが、ETFのVTIであれば、直接、リアルタイムに値段を見ながら、希望額で売買することが可能です。
そのため、こつこつ積み上げた長期投資の末に、投資信託の一括で売却を決めたその日の夜に大暴落でも起こったら、途中で取り消すこともできずに、大損する可能性が否定できませんが、ETFではそれを避けることが可能です。
通常、米国市場全体の指標ともなると、その日の騰落率は最大でも数%程度でしょうが、この数%でも気になる方にとっては、投資信託での売買はデメリットとなるでしょう。
タイムラグがあるメリット
これは、タイミングを計った売買ができないことで、予想や希望は諦めて、むしろ機械的に購入できるということでしょう。
価格を見て売買できないならば、自分の選んだ市場を信じてこつとつ投資するしかありません。
そして、得てしてその方が、タイミング投資よりも結果的に良いリターンをもたらしてくれることが多いのです。
ETFでは、自分の希望する指値になかなか下がらず、結局、安価で買える状況でも全く購入できずに、そのまま値上がりしてしまうことがしばしばあります。
過去10年の右肩上がりの米国市場では、特にその傾向が強く見られました。
タイミングは選べないけれど、流れは選べる
それではなぜ、本日から積立額を増額したかというと、今後1か月は、ボラテリティの激しい値動きになり、先月までの相場に比べて、比較的、安価で買える流れになる、と考えるためです。
先週からの株価急落で、ダウ平均やS&P500の下落率は、-5~6%程度でした。
shiro-mameshiba.hatenablog.com
これは、下落幅としては大きくはないことは前回も述べたとおりですが、それでも、1年間の期待リターンと同程度は下落していることになります。
今後も、米国市場が長い目で、右肩上がりになることを考えれば、今は、先月までよりも比較的、買場だ、と考えます。
現在、私は、キャッシュ資産として3300万円ありますので、20,000円/日の積立では、全資産を投じるのには、約6年かかる計算です。
そのため、もともと、もう少し積立スピードを上げたいな、と考えていましたので、この機会を逃さず、さらに下落が進むようならば、積立額をさらに増やしていきたいと考えています。
ただし、このままリセッションに突入した場合は、数年間塩漬けになるリスクがあることは理解しておかなければなりません。
※投資の判断は、自己責任でお願いします。